エル・ブジ(El Bulli)のソムリエだった、ダビッド・セイハスのワインセレクション、ということで並んでいたものから、明らかにガルナッチャとわかるものを一本購入。開けるとヨーグルトーな香りが立ち込めるけど、注ぐと綺麗な液色で泥臭いイメージのあるガルナッチャぽさがちょっと無い。あれ、とおもって飲めば洗練されたガルナッチャ。不思議な感じだった。濃い強い粘るのイメージが全然なく、ピノ・ノワールのように作って繊細さを全面に出しているような、酸もしっかり。
作っているのは、ペネデス・ガラフ地区らしい。使われているガルナッチャは、44が85%で37が15%、とテクニカルノートには書いてあったが、なんのことだかさっぱりわからない。クローンのことなのかなぁ。ガラフは最近良く目にするペネデスの一産地。
この値段でこの味なら、間違いなくお買い得。ローヌやラングドックのほうのグルナッシュよりも良いお買い物になると思う。
作り手のサイト:http://www.fincaviladellops.com/
購入元:クイーンズ伊勢丹横浜
購入価格:1500円から2000円の間
購入時期:2013/01
インポーター:リラックス
とピンチョス。
プロシュートとホワイトアスパラの水煮、オリーブ、ナス、ベーコン、らっきょ、ソーセージ、クリームチーズ、芽キャベツを組み合わせる。最近ピンチョスは3種類までかなぁと感じる。4種類だと素材の味を組み合わせるのが難しい気がした。あと、芽キャベツはなかなか味の調和が難しいようだ。浮いていた。何かうまい方法があるとは思うけど、今のところいいアイディアはない。なすベーコンチーズは文句なくうまかった。