現代フランス料理と書いてあったけど、スペイン料理とフランス料理の境界ってなんだろう、今風になってしまうと、自分の中ではうまく線が引けない。料理の仕方なんだろうか、それともテーブルの上で実現されるものを持ってカテゴライズされるのだろうか・・・
まずは、玉ねぎから。
アオリイカとそのイカスミ
烏賊の食感がさくさくとしていて、本当においしい。こういう烏賊が子供の頃給食に出てきたら嫌いにならなかったとか、無茶なことを何度も思い出す。
鱸とチョリソーなソース。
前はサワラといぶりがっこだった。
次も白身のさかなかな、それとも赤い魚かな・・・色々楽しみ。
ブーダンノワールソースと巻々肉。くわいがうまい。シラーと一緒にいただく豚肉がとても美味しかった。カミカミすると口の中でおいしい肉汁が染み出てくる感じ。食べ終わると、出来ることなら反芻したいとか、、はオトナとしてはよくないな・・
前回来た時とは違うが、並びは縦なところがおもしろい。
ベリーベリー、ココナッツミルクなどなど。おいしい。
メレンゲのせのせ。シャポーな感じだろうか。下のスフレが見た目の期待と違うしゃくっとスプーンの入る感覚のギャップが楽しい。最初に酸味がきて、こちらは甘みがくる。2番手とくらべて、和菓子のような、懐かしいオカシのような。お皿が暑いので注意と言われたので触ったらやっぱり熱い。人の言うことは聞くものです(聞きたくないが)。
最後はコーヒーと、ガレット・デ・ロワでチョコ。チョコがとてもうまい
この日のグラスシャンパンは、ドゥラモット。グラス赤はクローズ・エルミタージュのシラー2011だったとおもう。どちらも美味しい感じでよかった。
料理もサービスも占めるデゼールも流れがあって心地よく、スタッフのかたも色々聞くとちゃんとこたえてくれるのも嬉しい。まだまだ予約は取りやすいお店ですよとのこと、この1年は季節の移ろいをこの場で感じてみたい。そして、東京の”地の利”をどうエスプリな提示をされるのか今後がとても楽しみ。自分の中で少し疑心暗鬼になっている東京フレンチと呼ばれるカテゴリに対する不安を打破してほしい。