合計タイムは4時間26分、速報で595位でなんとかまとめた、というか望外のできばえだった。
スタート位置は4-5時間の間、スタート後のロスは2分ほど、そのあと上り坂までは抑えて走りのぼりになってから、全力で登るぞ状態。8kmほどあるのだが、かなりふらふらだった。到着時刻は55分くらい。その時点でかなり長い列になっていた。予定通り補給を十二分に行い、15分後北澤峠に突入。
トレイル区間は細いシングルトラックが多く、流れに乗れば順位は変わらない状況がずっと続く。途中足をつってしまったり疲れ切ったと思われる人たちを散見する。市道分岐まではあまり変動なし、醍醐丸からの下りは多少どろどろしていたがずるずるではなく助かった。前日の雨の影響が少なかったようだ。
その後、第一関門を経て林道の舗装路を5kmほど下るが、これがとても長く感じられる。気温も下がるにつれてだんだんと暑く感じられるようになり水分をぐいぐい飲んでしまう(苦笑)、足をやられないように力を散らしながら下っていたが、最後のほうは集中力が切れてしまいあまり制御できていなかったのが残念。
森久保分岐からの上り戻しで半分歩き半分はしる。あとでおもったが、順位を延ばすならここでゆっくりでも全部走るべきだったろうが、そこまで順位へのこだわりはここではなくなっていた。道すがらの順位を教えてくれる人の内容にあまり差がないことに気が付いた。多少抜かれたり抜いたりしているだけで流れに任せる。
入山峠あたりから潰れた感じで進行。ただし流れには乗る。
今熊山は気持ちよく降りたが、変電所の後の登りはもう心底疲れていて走って登る気はなかった。
最後はまた舗装路。ゴールがとても長く感じられた。
記録は予想以上によかったが、走った手ごたえは微妙、記録が出るときはだいたいそんな感じ。
ハセツネ30の運営については、運営自体に特に不満はなかったがボランティア中心のスタッフの薄い場所などがあり、救助や救護は同様に手薄になっているようにも見えた。
参加賞は、見ず、ゼッケンベルト、Tシャツとのらぼう菜。食べものは売っているだけのようだ。
トイレはだいたい、テント式でスタート時はかなり並んだ。
ハセツネ30kはトレイルレースだとおもって参加するとつらいとおもう。これはあくまでハセツネ本戦への参加のために・・・だろう。それにしても運営はうまいもんだと思う。ハセツネの参加者をある程度調達する機能としてのハセツネ30kがあり、ある程度のフィルタリングも担っている。そしてハセツネへのエントリーが難しくなればなるほど、ハセツネ30kへの集中が起こる。
この循環ではいまさら本戦も人が減らせなくなってしまうだろう。
それにしても惜しいのは、武蔵五日市は宿泊施設がとても少ないこと。レース開催エリアのサービスや消費を意識しているが今回は昭島で散財しただけだった。ハセツネ自体、参加者を増やすことを意識しすぎたやり方が多くの敵を作っているけど、、もう少し地元にいろいろ落とせるようになるといいのにとおもう。
装備
サロモンのS-LABベスト(12L)
Finetrack パワーメッシュ
CW-X Generator (短)
VASQUE ペンデュラム
New HALE XとVテープ
North Faceの手袋
水分 1.75L (1.5L消費)