偶数月恒例の青いワイン会。テーマは主催者の意向でAOC Provinceになったが、なぜそうなったかは不明。その割には本人が苦しむというおかしな事態。ネタを考えるとき、ある程度のリサーチはしたほうがよい。
玉ねぎとトリュフのキッシュ
まながつおのカルパッチョ(オマケ!)
長崎産カツオの瞬間燻製
愛知産真鯛のポアレ ラタトゥイユ添え
ブイヤベース(下関産マナガツオ、カナダ産オマールエビ、三重産浅利)
ニュージーランド産羊鞍下肉のロースト
自家製パン
レモンとバニラのアイスクリーム、コーヒー
Château d'Esclans(シャトー・デスクラン) サイト: http://www.chateaudesclans.com/.
かなりしっかりとしたロゼ。南仏イメージの陽気さというよりは、野心に満ちたロゼ。
ブドウ品種:グルナッシュ86%、ロール10%、シラー4%
2010 Côtes de Provence Rosé AOC
玉ねぎとトリュフのキッシュ
まながつおのカルパッチョ(オマケ!)
長崎産カツオの瞬間燻製
2008 Triennes Vignier Sainte Fleur
ブドウ品種:ヴィオニエ
トリエンヌはデュジャックD.R.Cのコラボレーションでつくられたプロヴァンスのプロジェクト。設立当初はD.R.Cはかかわっていたようだが、いまはデュジャック式で管理されてワインが作らているらしい。ヴィオニエにしてはちょっと珍しい感じ。かなりしっかりしていて松やにとか、バジルのような青い感じ。プロヴァンスらしさとも、ヴィオニエらしさとも遠くて面白い。
愛知産真鰯のポアレ ラタトゥイユ添え
はさみ加減が面白い。どう食べるか迷うが、自分はまず鰯からたべて、あとからラタトゥイユとさくさくをいっしょにいただく。プロヴァンスを意識したメニューだけど、この組み合わせだとワインに合わせるのは相当難しい気がした。もし6人くらいきていたら、これにぶつけるワインは相当ハードだったと思う。
[1992]Domaine de Trévallon rouge, Coteaux d'Aix en Provence "Les Baux"
その土地で葡萄栽培を始めたのが1973年。その数年後、『コトー・デ・ボー・ド・プロヴァンス』と言う、VDQS(フランス・ワイン法の一つで、カテゴリーとしては、ヴァン・ド・ペイのひとつ上、AOCの一つ下にあたります。)のワインとして発売しました。(当時は、他から買ったブドウで造ったワインを売り出していました。)とのこと(タカムラワインハウスの記述より)。AOCであるかどうかを気にする人がもっと多かっただろう時代に、おいしいものを追求した相当硬骨の人が作ったワイン。
その後、1985年、このVDQSが、『コトー・デクサン・プロヴァンス・レ・ボー』と言う、AOCに昇格。トレヴァロンもACコトー・デクサン・プロヴァンス・レ・ボーとなりました。
それから10年後の、1995年、『レ・ボー・ド・プロヴァンス』と言う、新AOCが制定されます。
トレヴァロンは、この地区に当たるのですが、この新AOCでは、20%以上のカベルネ・ソービニヨンの使用をすれば、AOCの枠から外れてしまう事になってしまいました。
ブイヤベース(下関産マナガツオ、カナダ産オマールエビ、三重産浅利)
これは何ともうまい出汁だ。カツオも海老も浅利も、どれも楽しくて笑ってしまう。魚介の力はすばらしい。
ニュージーランド産羊鞍下肉のロースト
レモンとバニラのアイスクリーム、コーヒー
この時、味は覚えていない。
へへへ、次回のテーマは”山”
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