つぶやき関連でのワイン会というか、ワイン好きの規模の大きめの集まり。
東中野は未知の土地。酔いつぶれるとまずいので、お猪口を5個持参してうかがう。なにせ60種以上。ロワールは一時期非常にはまって評判の立つものは一通り飲もうとしたことがあったが、安いけどきりがないので挫折。そんなわけで、ここご無沙汰だったロワールとロワールワインに集う人たちの様子をみてみたいという好奇心で参加した。
特にワインの手練れたちが避けるワインとはどんな味なのか、ロワールワインを飲み比べて味の違いに気が付くかどうか、という点に興味があった。結果的にはロワールな雰囲気は感じた気がするし、人が避けるワインのニュアンスもそれなりに飲んでかなり納得したがそれぞれの違いはよくわからず、有料のほうが断然落ち着いておいしかったことしかおぼえていない。
お店は地下だった。
No6 [????]Domaine de la Senechaliere Muscadet Sevre et Maine Sur-Lie Clos la Desire
マルク・ペノの作るキュベ。ミュスカデ命な人なので、品種はムロン・ド・ブルゴーニュ(1700-/51-) 味はいまとなっては覚えていないが、以前飲んだ時と比べて良さがわからなかったような気がした。御猪口では良さがわからない、というだけかもしれない。
#46 [2007]Domaine Etienne and Sebastian Riffault Sancerre Les Quarterons(3300-/100-)
#55 [2009]Pascal Simonutti Le Pré Noir Blanc これは情報が見つけられない
元料理人。去年事故にあったらしいという記事を見かけたが、無事回復したのかな。
#57[2007]Nana Vins et Compagnie You are so Cool (2250-/67-)
幻の醸造家とかいてあったので以前購入を迷った覚えがある。
#24 Olivier Cousin Le Cousin Rouge Vielles Vignes Grolleau
#19
#23 Olivier Cousin Pur Breton
#23,#24の二本は同じ自然原理主義者らしい。世界を旅したり自家発電だったり。ロワールは、ワインに興味を持った人たちの参入が非常に多く見受けられる。
#11 Domaine de la Senechaliere Nuitage 2009
初めて飲んだはずだったが、覚えてない。または似たようなものがおおいか。
#17 Domaine du Guyons Saumur Cuvée Vent du Nord (シュナンブラン)
Fine wine with aromas of white fruit, fresh and invigorating a full mouth of a beautiful elegance. だそうです。ひょうばんがよいだけにもっとしっかり味わうべきだったとおもうが割と残っていた。
#13[2009]Château de Villeneuve SAUMUR CHAMPIGNY Vieilles Vignes
作り手のサイト:ttp://www.chateau-de-villeneuve.com/
カベルネフランらしいが詳細は不明。ソミュール・シャンピーはいろいろあるみたい・・・
#27 [1996]Pierre Jacques DRUET Bourgueil Grand Mont
http://www.domaine-pjdruet.fr/
カベルネフランしかつくらない少し変わった生産者だとか。調べたら写真やテイスティングノートもあり→http://www.thewinedoctor.com/loire/druet.shtml
#37 2010 Laurent Lebled "Ca c’est bon! Touraine ガメイ
エチケット飲みだったが、ほんのり甘味を感じる味わい。
#1グロプラン・デュ・ペイナンテ
#2ミュスカデ・セーヴル・エ・メーネ
#3ミュスカデ・セーヴル・エ・メーネ キュベドルトネス
#7[2010]Domaine de la Senechaliere La Bohème
マルク・ペノもの。勝手気ままな人生を送る人という意味があり規格外のものであることをいっているらしい。
マルク・ペノものは一時期ブームが来ていたので過去に結構飲んでいた。個人的には冬のイメージの強いワイン。
#60 Nana Vins et Compagnie You are so happy (シュナン・ブラン ソーヴィニヨン・ブラン)
久しぶりにこのボトルを見かけた。濃厚というか、かなり個人的にはきつかった。体調があまりよくなかったせいか、これを飲んだとき甘味を感じられなかった。
ということで、目標20種に到達できずストップ。ボトルに残っていたものの特徴は飲みにくい感じ。お代わりをしないのか、誘導がないからだろう。こういう会では一人目の一口目でかなり消費傾向に差が出るような気がした。まっていればおいしくなるものや、デキャンタしたらいいものもあるんじゃないかとおもうが、瓶を並べて飲むのでそれは実現できないので致し方ない。
以下の下は有料試飲。おちょこ4杯で1500円にしてもらった。それぞれ100cc1500円だったもの。
#62 Domaine Huet L'Echansonne Le Clos du Bourg 1ère Trie 2001 (目安不明)
サイト:http://www.huet-echansonne.com/Accueil/index.html
いろいろ調べてわかったことは、ブドウにあったワインを常時つくることに集中し、毎年似たようなものを作ることは目指していないとか。評価が高いのはどれを作っても相当うまいからだろう。これは甘口だったけど、雑味が少なく済んだ感じ。明るいところで飲んだらもっとおいしそうな雰囲気。夏に飲みたい。
#63 Domaine Didier Dagueneau Blanc Fumé de Pouilly(9000円くらい)
事故死した先代の手によるもの。おいしかった気もするが、最初の一口含んだとき、少しがみがみしていた気がした。
#64 Nicolas JOLY La Coulée de Serrant 2001(10000円くらい)
ビオといえばこの人、見たいな人。賛否両論あるけど、それを楽しんでいるようにも。少し前に飲んだ96年と比べると少し飲みづらい印象を受けた。熟成の差なのか、ビンテージによるものなのかなどは分からない。
#65 Domaine Philippe Alliet Coteaux de Noiré (7000-8000円くらい)
シノン最高の作り手の一人だそうだ。この時初めてこのお店の料理をたべた。赤ワインと生ハムと一緒に食べることができてかなり幸せだった。
ワイン主体の集まりなので事前にでてくるワインは不明なのに会費が決まっているのは、参加を決めた時少々躊躇する要素だった。なお65種類で参加人数は60前後。だとすると飲み放題的な計算だと一人1本飲まないと飲み負ける、高いものを選んでもなかなか3000円を超えるワインの少ないロワール系では2-3本ぐいぐい飲まない限り会費を超えることが難しい。もとなんてとれるわけがないので、ここに集まる人たちとの出会いを楽しむ法に重点がおく。ひさしぶりにあったひと、くいしんぼうさんや面白い人とか元気のよい人を何人かしることができてよかった。それぞれわいわいがやがやと立ち飲みやの雰囲気があった。
今度ミニヨンにいくときは、もっと料理を味わいたい。今回の状況では無理だけれども、ガンガン料理を頼んでみたい。
次回は渋谷方面でブルゴーニュをやるそうだ詳細はこちらをどうぞ。味をイメージしやすいこともありロワールより競争の激しそうな会になるとおもう。また有名産地故の裏をかくようなワインの登場が望まれる。また、1回目よりいろいろと便利になっているだろうと思うから期待。
https://twitter.com/#!/muminwinehouse/status/160212668685369344