妙高山 赤倉登山道

信越五岳の次の日、妙高山を登る。信越五岳で登ったことがあるのは斑尾山だけで、それ以外はなかなか登れないし閉会会場に近いからという理由での選択。

朝、赤倉温泉に泊まっておきたら雨雨、霧霧。

しばらくまっていてもはれないし雨雲レーダーでは妙高山は雨降ってないことになっていたので出発。でもおそくなってしまったのと疲れていたので妙高高原スカイケーブルを使って上昇。1200mくらいまであっというま、1時間のショートカットができた。

スキー場のゲレンデを100mほどあがると、右側に妙高山への赤倉登山道が登場。このトレイルもブナ主体のふかふかなトレイル。沢沿いを進みたまに渡渉っぽいピントがある。しばらくすると大谷ヒュッテ(避難小屋)。トイレと屋根がありとても手入れされていた設備だった。建屋の形もかわいい。近くに湯元があるらしくすごい水蒸気?ガス?がもくもく。

そこから少し上に上がると天狗堂から鎖場につながる登山道。それにしてもこの登山道はとても多くのりんどう(トウゴクリンドウ?)が咲いている。これでもか、これでもか、といわんばかりだが林道は火山系の土壌でよく見るような気がしてきた。箱根もそうだ。酸性土が良いとか水はけが大事とかなにかあるのだろうか。

天狗堂はちいさなお社があり、そこをすぎると鎖場。
雨だと滑って嫌だろうなぁという感じだが鎖と足を置く場所を冷静にみれば難しさはなく戻ることもできるので気を張りすぎることはないとおもった、が油断して落ちたらおしまいなので慎重にのぼる。ここまでのところずっと濃霧の中であったがくさりばあたりからちょこっと雲が切れて日が照るようになってきた。

鎖場を過ぎてすこしいくとそこが山頂。巨岩がごろごろ、将軍地蔵?が鎮座している。南峰、妙高大神とある。これは・・あの謙信じゃないかとおもう出で立ちだ。それにしても妙高山も命を散らした人の碑を多く見かけた。むかしは色々あったのだろうと思うがいまではかなり上まで来るまであがれる(一般車両通行禁止)。
天気が良くなったので少し休憩をしてから一等三角点のある北峰へ。すこし稜線をすすむ。巨岩すげーなんだが火打の看板をみて引き返して下山。

下山は注意しながら鎖場をおりる。大谷ヒュッテのところで湯気の出ている方をみにいってみた。車で工事しているので備えられた道はとても厳しい(苦笑)がいくこと1kmくありでぼっこんぼっこんの硫黄泉があった。こりゃ迫力あってすごいなぁ。周りのみずのながれているところは赤やら黄色になっている。色んなものが含まれているだろう。

ひとしきり楽しんで再び下るとだんだん雲が晴れてきていた。そして、ついに大谷ヒュッテから格好いい妙高山をみた。雄雄しい山だ、登ってよかったとおもった。帰りは乗り物にのらず、スキー場のゲレンデをつたいながら、赤倉温泉のほうへ直接下る。距離は短いが意外と時間がかかった。走り去るには惜しい山です。








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