Petit frits au SANSAI
山菜の苦味が口の中に広がる。こんなに苦々しい山菜はなかなかありません。春が近いです。
Morceau de foie gras poche au vin rouge en croute de feuillete
赤ワインでボイルしたフォア・グラのパイ包み焼き。ストラスブール周辺はフォアグラの産地ということで、これがつくられる。パイの下地はじゃがいもを使って、アルザス地方でよく見かけるらしい、こうのとりをイメージしているとのこと。一緒に詰めてある赤ワインで煮詰めた玉ねぎがしあわせ。ここはゲヴェルツトラミネールで攻める。
Roti de carpe farcie sauce beurre Echire(詰め物をした鯉のロースト、エシレバターソース)
見た目からして、ボスキャラです。背中で割って骨をとったあと、すり身をつめてパイをかぶせたもの。長時間じっくりとオーブンで焼くそうです。こういうものは人が集まらないとできないといっていた。
オーナーシェフ自ら取り分ける。。
エシレバターソースはあとかけ。ソースにも豆やらいろいろ入っていておいしい。フレンチスタイルの鯉ははじめて。味は淡白だけどソースと一緒にいただくと丁度良い。ここでリースリングをあわせて飲む。
そしてここから量的に圧倒され始める。
Choucroute garni Alsacienne(豚すね肉を添えたアルザス風シュークルート)
本日のボスキャラ。上の脂肪部分がまた絶品です。上の写真は取り分ける前。グラディスのビッグコア登場シーンの音楽が流れてきそうな気分でした。
ソーセージは自家製。食べ終わるのに時間がかかりました。この時点で、アルザス≒ドイツが確定。ここはピノ・ノワールと合わせる。
Fromage:Munster(チーズ:マンステールのキャラメルソース)
チーズ。キャラメルソースと、ゲヴェルツトラミネールの組み合わせが上品。
お腹いっぱいなのにチーズ、というところはフレンチスタイル。でも、量がこれだったのでおいしくいただける範囲内で収まる。
チョコレートケーキとフランボワーズのアイスクリーム。酸味がたっていておいしい。チョコレートの苦味としっとり感がおいしい。甘くないのですっきりと終了できる。
最後はコーヒーとお茶うけ(とかってにおもっている)ピールとクッキー(なにか言い方があるとおもう)は思わず口に入れてしまう。でも、意外と食べられるのだからおかしい。ここまでの食べ過ぎ感が少し麻痺してきていたとおもう。
でてきたワインは別掲のつもり。
コメント
コメントを投稿