さる3月22日、ピノサリーチェで羊だすということで家人と共に集まりに参加。いったら、食いしん坊紳士たちのテーブルだった。それぞれ、弁護士、ロジ系、会計系の方々。自分よりも面白い仕事をされている方々で、ただただ美味しいご飯が好きなだけでの集まり。おいしいということがこんなに垣根を取り払うというのが非常に嬉しい。
新玉ねぎとそら豆、ペコリーノチーズのフリッタータ
イタリア産うずら卵とグリンピースのガット
農園サラダ
自家製のフォッカチャなど
パスクアのラザニア
ここでラザニアを食べたのは初めてだった。聞いてはいたが、ラザニアうまい。
ほうれん草とリコッタのニョケッティ・スカンピのソースで。スカンピ・・・手長エビです。
これは、名古屋の高級えびせんの風味。でも味わいはほうれん草のアクとリコッタチーズの香りでよくよくおいしい。海老の香りはなんにせよ目立つきがする。それはエビに敏感だからだろうか、それとも、エビ自体がそういうものなのだろうか。ちょっと興味が湧いてくる。
ワインラムのロースト ローストトマト添え
ミントとにんにくのソースと共に。
うまかった。香ばしいし羊の香りもしっかりしていて、脂身は少なめで自分好み。パスクアでは子羊にしゃぶりつくべしだそうですが、この日は骨付きではなかったので誰もしゃぶってません。
パスティエラとコーヒー
パスティエラはイースターの時期に出てくるナポリの伝統的な焼き菓子だとか。
ワインのリストは以下のとおり。全部ロゼ。
Quit Spumante Rosato Brut
シャルマ方式のロゼスパークリング。これ、相当うまくて飲み過ぎました。
Feudo Aranico Rosato 10
こちらはセニエでつくられたものだとか・・・色の薄かったやつかなぁ。味は好み。
Si Savuto DOC Rosato 10
ガリオッボ、グレコ・ネロ、マリオッコ、ネレッロ・カブッチョのブレンド・・・と書いていて自分もよくわからないが、濃い味わいだった覚えが残っている。
Castel del Monte Rose 10
Denazzaono Paestum IGT Rosato 09
これだけちょっと別格というか気品が高いかんじがした。ロゼっぽくないしっかりした後味がきになる。でも、コスト等を考えると一番最初の泡がだんとつで満足度が高い気がする。花見にもきっとよいかんじだとおもわれた。