ANAインターコンチネンタル東京 37F 鉄板焼き赤坂 B3なお得ランチセット




B3というのは肉の等級。肉の質を問うのはアルファベットではなく数字のほう。Aは歩合のようなもので、どれだけ多くの可販部分をとることができたかをあらわす。Aが最大となる。数字は5-1の等級に分かれ、だいたい表示されるのは4以上であることが多い。なので、B3は実はそれを表に書いてある事自体が少ないと思う。これは黒毛和牛ではなく国産交雑種だとか。でもほどよく脂肪がはいっており、フィレでもわりと赤みなかんじがするおにく。脂自体はあまりたくさん食べられない自分には、これはうれしくておいしい。自分によく馴染むきがする。

まずはマグロのカルパッチョ。


続いて、鉄板側から、キンメダイ、しんじゃが、莢豌豆、玉ねぎ

キンメダイは皮目に少し粉をまぶしてまずカリッとこんがり。
その後、蒸しあげてつるりとした感じの質感で、おすすめ玉ねぎのタレと一緒にいただく。これがなんというかプリプリ食感と玉ねぎの控えめな薬味の役がよくあっておいしい。

その後は肉にガーリックライス、もやしとつづく。もやしも太くて立派なもの。軽く火を通して食感を楽しんで食べる。ガーリックライスは大葉をいれて美味しくこんがり、おこげ付き。至福だ。肉はもう、期待通り。ここで食べると等級とはなんだろうかとかぼんやりおもう。

座った場所は、客側から東京タワーにお台場の見える場所だった。話を伺ったら、80年台前半はディズニーランドの花火も綺麗に見えるような場所だったらしい。東京湾の花火大会は、いまでもみえるらしいが、昔と比べるとといっていた。シェフはずっとここで鉄板を守ってきたかたのようだった。少しつかれていたのか少し手元がずれるようなこともあったがリカバリのスキルもまた経験のなせる技か心地良いものだった。
自分はあまり年上がすきじゃないけど、老いてもなお自分のペースで仕事をしている人はあこがれる。自分の仕事にいたっては、いつなくなるかわからないぎょうかいだからだということもある。