移民の世界はくるだろうか?(ブルームバーグの記事より)

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MQVXF96JIJUX01.html
http://www.bloomberg.com/news/2013-08-01/john-lennon-dream-re-imagined-as-migrant-boom-cutting-research.html
ジョン・レノンが想像した世界、移民ブームで実現へ-報告書


この記事によると
報告書は双方向の移動により、先進国の熟練労働者の失業者が就業機会を求めて新興国へ移動する一方、貧困国の未熟練労働者が先進国で低賃金で短期間、就労することが可能になると説明

とのこと。

先進国で価値の無くなった労働者が貧困国へ移動することになっているが、今は世界ほぼ同時にいろいろなテクノロジーやサービスが展開されていく。その中で先進国というのは今までどおり経済的により発展した国を指すのだろうか?、移民・移住の動機は果たして”国”になるだろうか?

研究だったら研究所や大学だろうし、企業だったら主に本社の位置に依存する事が多いとおもう。そうなると、国を基準には人は動かないのではないかと思う。もう一つは、貧困国には時代のエリートが残らない・還流しないので、絶えず最新ではなくなる。後進国が後進国でありつづけるのではないかとおもう。

それに、移民は移民先の国で税金を納めるだろう。そうなると、貧困国は優秀な時宜を得た人材を失い、無用に古い人達ばかりを抱えることになるのではと思う。世界はフラットになる中、この分類は成立し続けるのかどうか、非常に思う。あとは世代間によってことなる言語スキルの問題は日本では大きいかもしれない。懸念点はいろいろあるし、ジョン・レノンの考えというのは英語を基盤にしたものですら思えてくる。(だからマイナー言語国家はメジャー言語を学ばねばになるのかな。)

詳しくはこちらを。
http://www-wds.worldbank.org/external/default/WDSContentServer/WDSP/IB/2013/07/23/000158349_20130723132215/Rendered/PDF/WPS6539.pdf