赤坂 かえりやま ランチB アイナメのパイ包み

この日に頼んだランチはこんな組み合わせ。

田舎パテと自家製ピクルス、
きくいものポタージュ、
アイナメのパイ包み焼きマンゴームース

パイ包みがまだ残っていたのがとてもうれしかった。この日は朝から寒くお昼の移動のときにはひょうがふってきた。こんなときはとろりとこってりとしたパイ包みやポタージュはごちそう。本当にうれしい。

隣の席には近所の年配の方々がいらっしていたようだ。いろいろ業界人らしいが、いかんせんお年を召しているのであれそれな会話が多く、思い出すことにすごく時間をかけていた。時間に余裕があるのか、無いのかよくわからない感じだけは伝わってきた。




個々の料理はクラシックだが、去年とは少し味が違う気がした。バルサミコが効いてさっぱりする。クラシカルなので基本的に重いし、今飛び出していく若手のシェフが作る料理と比べれば全然ボリューム感というか食べたぜ感を感じやすい構成。どちらがいいということはなく、もうなんだか完成されたバランスがそこにはある。雑誌やテレビでもてはやされる味ではないかもしれないが、おいしいものに古いとか新しいはあまりなく、自分が好きな味と感じるかどうかだとおもう。