ANAインターコンチネンタルホテル東京 花梨 "さくらまつり2014"

久しぶりに訪問。使い勝手の悪いANA旅行券の消化のために来た。

    まず、花型蒸し点心入り一口前菜


つぶつぶおいしい。

鮑入りチャイニーズ茶碗蒸し もち米団子と共に

茶碗蒸し?茶碗なきがしなかったが、下のもち米と上のトロッとしたスープがよく絡んでおいしい。あれが鮑だったとは、後でメニューを確認するまで気が付かなかった。食べているときはだいたい食べることで必死。

    春の巻物 海鮮湯葉巻きとはるまき
おいしくて、二口でおわってしまった。

食彩 山と海の蒸し物 皿の中の花びら仕立て
こういう盛り付けが好きだ。フレンチでも、日本料理でも、スペインでも、ちょっとずつお皿の上にお皿が集っているのが楽しい。あれこれまよいながら、どういう順番で食べるのか、その時々のテーマに合わせて箸をつける感じが楽しい。懐石などになると、おそらく



    あっさり上湯香港麺束ね 野菜添え
香港麺は去年の夏に予習していたので違和感はなかった。でもここの澄んだスープはにごりがなく野菜も美味しい。ホテル飯というのはたいがい上乗せされていると思い込んでいる人が多く、それを存しているといって毛嫌いする人が多い。が、素材とサービスの組み合わせのレベルの高さは癒しにもなるし、自分もサービス業の端くれとして参考になることが多い。いや、単にサービス業が本当にむいていないだけなので、いろいろすごいなぁとおもうだけかもしれない。

    桜風味のオリジナル豆腐花
好き味のデザート.だいたい、ゼリーとかのうえにフルーツが載っているだけで自分的にはもう満足。

お店を出たら、3.11の追悼行事があった。あの日のことは今でも鮮明に思い出す。多分、その日だけでおわればそこまではいかなかった。神戸も東日本も、地震のあとに起きたことのほうが甚大だった。イベントの分類は地震かも知れないが、地震後の境遇や振る舞いの影響のほうが大きいように思える。

  サイト:http://www.anaintercontinental-tokyo.jp/rest/karin.html