チャイニーズレストランわさで、岐阜のRestaurant Satoshi Fのイベントがあった。一週間貸切?で中華な調理器具を駆使しながら"岐フレンチ"を提供するというもの。
メニューはこんな感じ。
鱈白子 秋ナスと黒ニンニク 紫蘇の花
鰤 紅芯大根ソース 吉田ジャーノ
フォアグラ・黒無花果
ポルチーニ茸 ペコリーノ・ロマーノと野草の酸味
あんず茸 発酵バターと金華ハム "琥珀
鮑 メロッソ
7日間熟成の金目鯛
ルーアン鴨 春日村の山葵 ハーブ
鮎 和良側 香りと旨味
栗 パウダー、チップ、アイス ショコラ
フルーツ
料理の細かいところは忘れてしまったが、面白かったのは、鰤と金目鯛。ルーアン鴨はおいしいが、岐阜で木曽川採れの鴨のほうがしっくりくる気がした。鴨はその土地の食べ物だと改めておもった。鮎は面白い味。苦味と香りが塩焼きのように。それぞれ香りも味も後味もいろいろ楽しい。
いきなり気合のあった、鱈の白子・黒にんにくなど。味が複雑で楽しい。
黒トリュフの紋が浮かび上がる。紅芯大根とブリの白い脂の多い部分との組み合わせが幸せ。
フォアグラ。この不思議は今度聞いてみよう。
茸祭。
自家製フォカッチャ(アンチョビ)
茸祭その2
金華スープがおいしくうつくしい。このまま飲みたいと思うスープ。
熟成された金目鯛。皮目がバリバリ楽しい食感。
内臓付きで熟成させるそうです。
ルーアン鴨。わさびとあわせてうまし
これが鮎だった。鮎だなぁ。
わさの鎮守。
栗
梨汁。梨もひと手間でとてもおいしい飲み物。
アウェーでいただくのは3回目だが、今回はとくにいろいろと熱の扱いでくろうされていたように感じられた。味がふれているわけではないが、岐阜で食べたほうがずっとおいしいと感じられた。その点は当初あまり感じられなかったローカル化のようなものがすごく進んでいて、あのおうちにフィットしているのかもしれない。
それにしてもレストランをやるというのは大変だと思った。こうも一癖も二癖もある客をカウンターに並べて料理を提供し続けるのだから。