[Trail]天子山塊(田貫湖-天子が岳-毛無山-雨が岳-竜ヶ岳-本栖湖)

あこがれでもあった天子山塊をはじめて踏破した。天子が岳がやっぱり時間がかかるし、熊森山はどこから上っても厳しい。雪見-毛無山は疲れた足にとても負荷が高い道のりだった。

当初は8時間半で本栖湖までを想定していた。6時に田貫湖キャンプ場を出発し、本栖湖から14:55の富士急バス(富士宮行)にのって、畜産研究所までもどって車に帰すという経路を達成するためだった。このバスを逃すと夜になってしまうし、体力的にも+7時間はかなりくる。それに富士急バスが意外とすかすかでつらいのだ。

田貫湖から朝出発して、長者が岳の尾根をぐるりと迂回し、林道をたどって登山道へとりつく。最初は針葉樹林をぬけて次第に自然林と変わり足元も岩場へと変わる。天子山塊は岩が意外と多い。雨が多くドロドロなイメージも強いのだが、意外と硬派な地面である。が、苔むしているところも多く岩の上や根っこの上で滑りやすい。

長者が岳まではわかりやすいしいきやすい。その次の天狗岳もまぁまぁ。その先の熊森山が強敵だ。急登が多く山が意外とでかい。偽ピークも多い。以前ロードから上ったことがあったが、この山はどうやって登っても苦手な気分になる。ただ稜線にのっていればそれほど時間はかかっていない、ただひたすら負荷が高い。

熊森山の次は雪見岳だがここまでは短く感じるかもしれないが滑りやすく直登。熊森山より高いのでより高く登る。その先が地蔵峠を越えて毛無山。直登が階段になっている?という感じ。直登1,2,3,4、、、という感じで少し休んだらまた直登というかんじだ。普通はこのひと山で十分一日楽しめるとおもうくらい登り甲斐というか時間がとてもかかった。
山頂で休んだが、アブとブヨが多くおにぎり一つを食べて早々に移動した。
雨が岳までの道のりは意外と整備されており笹でおおわれてはいなかった。ただ道自体がかなりきびしい下りなので万人におすすめというとかなり微妙でもある。それでも、それ以前の道のりからすると快適なもので雨が岳まではあっというま感があった。

端足峠までも急降。かなりすべるし泥が付きやすくコケやすい。ついたらちょうど13時だった。ここで雨が岳でであった、毛無からやってきたランナーのお兄さんとお別れ。かなり速そうだったのでJSA関連か富士山関連の人のような気がした。多分またどこかであえるだろう。
そして最後に竜ヶ岳。計算上は1時間ちょっとで下山までだったが少し不安だった。ので、きっちりのぼりを心がけたら、反対側から上るより早く山頂に到着。

最後、竜ヶ岳から初めて来た道を振り返り、正面に富士山を見た。いつもは天気が悪かったり富士山方面だけ曇ってしまったりでなかなかおめにかけることはなかったのでうれしかった。次合うときも晴れていたらうれしいなとおもいながら下山。

雨が岳と毛無山とその先には天子山塊

竜ヶ岳からみた富士山。笹はかられていてとても快適だった。

このツールで見るととてもいい感じでおさまった!

シューズ:Salomon Speedcross Pro
ザック:TNF マーチンウイング 12L
飲料:2Lくらい(ボトル4本、その2本はDakara)
ごはん:おにぎり2個、ジェル4こ

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