塩山駅から春の源次郎岳-牛奥ノ雁ヶ腹摺山ピストン

今年始めて源次郎岳に足を向ける。花粉症のシーズンが始まってからは足は山から遠のいてしまい、ひたすらトレッドミルだった。そろそろ花粉がピークを過ぎていく様子があったので、とれる対策(鼻マスク、薬、資生堂のスプレー)をとってのぼりはじめる。午前中風が弱くひんやりとした時間は花粉を少なく感じていい感じだ。

久しぶりの源次郎岳は登り口からふかふかしていて気持ちいい。はじめて登ったときと比べても整備が少しずつ進んでおり見通しもよい。恩若の峰をすぎたあたりで海外からこられて日本語のうまい多分アメリカ人が二人ハイキングしていた。

途中1200mあたりからとけかけた樹氷が、1400m超えたあたりではまだ樹氷がのこっていた。青空に太陽の光がさしこみきらきらとしていた。ただ、氷がおちてくるのであたるとすこし重さを感じる。初めてのことなのでしばらく虫でも落ちてきているのかなぁと気味悪がった。

駅から2時間半、予定時刻より少しはやくついたのですずらん経由で牛奥ノ雁ヶ腹摺山まで足を伸ばすことにする。久しぶりにすずらんまで降りてから、はじめて登り返しに取り付く。下の方は林道も多いがシングルトラックの登山道はとても気持ちい。1800mを超える辺りから、凍っているところが多くなり、部分的に滑る部分が増えてくるが幸いアイゼンはいらなかった。

山頂についたときは残念ながら富士山は雲に隠れていた。前回来たときは富士山が見えていたにもかかわらず山頂と気づかずパスしてしまったのでなかなか難しい。同じ道をくだって、下日川峠に登りなおしてふたたび源次郎岳へ。だいたいこのあたりで全行程の6時間弱。

おやつの時間よりはかかったが明るいうちに帰ってこられるめどが立ったのは良かった。
てくてくとおりていくが源次郎は長い、8kmたまに登りながらおりていく。久しぶりのトレイルできついなと感じたのは大腿四頭筋。筋肉いたいなぁという感じになっていく。気を抜くと故障につながるのですこし丁寧にあまり足を前におかないように注意深くおりていき、だいたい5時過ぎに塩山まで。

全行程は7時間半、30km超、累積標高2400mは今の自分の足にはちょうどよい刺激だった。





源次郎の樹氷。昼近くでもまだまだ







シューズ Columbia montrail Caldorado II Outdry Extrem
初めて履いてみたがアッパーが固くて履きなれるまで時間がかかりそう。また、気温が上がると靴の中で汗がたまるようなかんじ。雪がないとちょっとあつい気がした。ただ、泥がはしっているうちにおちていくので効果はある。が、レースでの使い所は正直難しい。

ザック:The North Face マーチンウィング16
ペットボトルをさすにはちょうどいい。

ウェア:C3Fitの暖かタイツ、MILLETのドライレイヤー、TNFの長袖ランシャツ
飲み物:1.5L
食べ物:おにぎり2個とあまっているデキストリンのジェル3本



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