奥多摩駅-石尾根-雲取山-三条の湯-サヲラ峠-丹波山温泉のめこい湯

ハセツネの裏番組として、雲取石尾根縦走してきた。石尾根はもともと風が強いのか、それとも自然林が多めなのか倒木は少なめだった。それでもかなり太い木があちこち倒れていた。雲取山までは4時間半くらい、雲取から三条方面ははじめてだったが、道標が古すぎて読み取れないのは想定していなかった。途中で地図を落としてしまい、何かと不安で仕方ない道中だった。

なお、道を迷いそうになったのは2箇所くらい。三条ダルミからしばらくいったところ標高1400mくらいのところで迂回路の表示があった。ロープが切れたところから道が見えたのでそちらにいったら大木が道を削っていてちょっと危ない感じがしたので戻る。その後、迂回路が100m以上登っている事に気が付き不安になていたら反対側から人が来て、先はちゃんと三条の湯につながっていることを教えてくれる。

三条の湯ではコーラと水を補給し、鹿肉の燻製を買う(も、どこかで紛失してしまった・・)

1600m近くまで登り返してから、また1100mにおりる。迂回路のロープをみると、かなりの迂回路だ。三条の湯の方のお話ではこのまま正規の登山道になり、いままでより40分から1時間程度時間がかかるとのことだった。

三条の湯までが2時間弱、そこからサヲラ峠が1時間ちょっと。道迷いで時間がぎりぎりになってきた。サヲラ峠からさらに丹波天平(デンデイロ)までが長いし道がわかりにくい!なんとなく踏み跡の濃い道っぽいところをたどるが整備があまりされていなくて、さらに台風のダメージが酷い。

丹波天平から役場前に降りることはできたが、ここは倒木がおおすぎてかなり大変だった。他の登山道と比べてもかなり整備が進んでいない。急いでいるときはお祭りで降りるほうが良いような気がした。
丹波天平の途中でであった静岡からお越しになられた若いトレイルランナー兄さんに話をしながらリードしてもらいながら下山。まぁ、なんとかかんとか。

最終的にたばやま道の駅の温泉についたのは午後5時40分。終バスが18時22分だったのでバタバタでお風呂(900円、タオル持参。シャンプー・リンスあり)に入り、バタバタとバスにのる。

帰りのバスは雲取山登山帰りの人たちでごった返していた。色んな国からひとがやってきていたがジーンズも多く、ハイキングと登山の境目がわかりにくいなぁと感じた。

距離:38k
時間:10時間

シューズ:Salomon WingPro 3
ザック:20Lのもの
飲み物:2.5L(あとで1L追加)
食べ物:いろいろ、3000kcal持参、1500kcal消費
ポール持参
お風呂セット持参






<通行に気をつける必要がある場所>
三条ダルミから三条の湯は登って降りるかなり長い迂回路があった。迂回理由は倒木が登山道を削ったこと。迂回路の表示を無視していったらとんでもないことだったらしく引き返した。

三条の湯から先は道標がとても少なく微妙な感じ。
1.分岐があったらできるだけ明確な道をたどる。それは上りで見た目楽な道ではない事が多い
2.人が登ったら危ない場所には道はない
3.作業道、の看板があったらそれはちがう(その手前に木でばってんがあるはずだ)
4.こんな急傾斜のぼるの?とおもったら、大きくあたりを見回して道を探そう。小さな沢の向こうにあったりする。


飲料は多めがおすすめ。石尾根の水場はとても限られて不便だし、三条の湯での水分確保が一番良かった(ハセツネコースではないけど)

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