高島屋のオンラインストアで注文したもの。いろいろ目移りしたが、一番地味だがおせちって何ということを教えてくれそうなものだったので、岸朝子おせちを注文した。基本的なものがなにかをわからないときっと、そこから発展したものや裏切ったものの良さや意外性が楽しめないだろうと。
基本的なものを抑えたうえでの一部冒険をくみあわせたものだとか。そのため、見た目は非常に地味だし、それぞれの枠は非常にちいさいので、育ちざかりが一人でもいると大変だが暴飲暴食の年末年始をかんがえるとこれくらいでおさえておくほうがよいかもしれない。味付けは割と薄味だが、つくだ煮など魚ものはそれなりに、懐かしい気分なくらい、濃い味付けだった。
ただ、普段なかなか食べる機会のないものをいろいろ食べることができたのは良かったと思う。例えばとこぶしなんて、和食屋のコースであえるかどうかくらい縁がない。
製造はJALの子会社だった。冷凍パッケージだったことから、機内食と同じように加工保存されたものだろうと推測される。それでも十分美味しかった。正月にファーストクラスに乗ってしまうとこんなのが出されるのだろうか…勝手に想像。