スペイン国鉄(Renfe)のサイトで悪戦苦闘

スペインRenfeはスペインJRというか、スペイン国鉄みたいなもの。Webサイトで注文すると割引がかかるため、26歳以上の場合ユーレイルパスを買うよりも結果的に安くなる。もちろん、この方法には欠点があって、払い戻しの手数料や変更手数料がかかる、時間きっかりじゃなきゃいけない、予定をぎちぎちに組みがちになる、などなど

Renfeのサイトは聞きしに勝るしんどさがあった。クレジットカードの決済が全く正常に行われない。英語とスペイン語では、ぺーじのつくりや0英語圏の人がののしるのが良くわかる。


参考になるかどうかわからないけど、経験して感じたこと。走り書きなどの見づらい・誤字脱字はおいおい直します。


  1. VISAカードまたはMasterカードは認証サービス付じゃないと通らなかった。
  2. 最初に番号でフィルタリングをしているようで、認証機能付きのカードでも門前払いみたいに処理されてしまうことがあった。
  3. 住宅ローンのときにつくったバンクカードでVisa認証憑きでまったく通らない。後日カード会社に問い合わせをしたら、請求とか問い合わせすら記録がないらしい、また特に制限対象ではないとのことだったので、Webサイト側の問題の可能性が高い。
  4. 英語のサイト側は作りがしょぼい。Google アプライアンスの検索ができなかったり関連する情報がしょぼかったり、DBから引いているようなプルダウンメニューやポップアップはスペイン語だったり。また、処理スピード自体がスペイン語のサイトと比べると遅く感じる。
  5. 一応クレームっぽいことをCustomer Voice としてメールで伝えたら、お役所的解答が帰ってきた。英語嫌いのスペイン人が書いたと推測したくなるような、英語・スペイン語ちゃんぽんだ。
  6. (情報は正しく入れられないけど)、会員登録はしておいたほうがいい。よくわからないが、英語のページではできないが、スペイン語のページからは可能。
  7. 5と関連して、登録しておくと自分の予約したチケットを後でプリントアウトすることができる。事前にプリントしておけばいいけど、紛失時などは便利だろう。
  8. サイト体験という意味ではSNCFのほうが良かった。
  9. 月末は全部のカードがぜんぜん決済できなかったけど、西班牙時間8/1 00:00を過ぎた途端に特定のカードは決済可能になっていた。理由はわからないし、フィーリングだけの可能性がある。月初のほうが決裁しやすい理由とか何かあるかもしれない。
  10. 日本で発行したカードはだめだという噂があるけど、エラーメッセージに汎用性が乏しいためよくわからないからでてきた話の可能性もある。正直本当に何が原因かわからないところが、一番問題なんだろう。Renfe側もその部分を改善することに全然興味がないらしい。

何より、この会社というよりはこのサイトは自国のこと以外はあまり考えていないらしい。日本に居ながら言葉のよくわからないというかなにか通じないもどかしい気分をたくさん味わった。それもまた、旅の醍醐味なのかなぁ。