横浜元町 Brasserie Artisan "俺じゃないよ!男だぜ"

正直最初は期待していなかった。メールで問い合わせをしたのに応答がなかったり、電話しても受け答えがどうもイマイチですこしがっかりしたり、ワイン持ち込み料は1本(750ml)あたり3000円になっているし。でも、すごかった。料理に関しては奇をてらっったものはなく正統派でわりと伝統的。おいしく食べられる人と行きたいお店だった。

厨房は意外と大きく店内も意外と広い。ありゃ、ミラーボール??とかちょっとおもしろい内装だが基本は非常にシンプルで必要最低限だとおもう。多分オーナーシェフとおもわれる方が厨房の出入り口であれやこれやめをくばりながら、仁王立ちで気を張っているようにみえる。

見どころも多く、何かといろいろ想像を掻き立てられ楽しい。

付け出し的に。でも、このトマトパイうまい。さくさくしっとりが両立している。食前酒とともにいただく。
注文した食べ物が出てくるまでの間のつなぎ。出し方から圧倒された。これを知っていたら、リエットは頼まなかったかもしれない。

自家製パンとリエット。
これうまい。量的にはきついが食べる価値あり。

活オマール一尾、海老、うに、生ガキ等、豪華な魚介の盛り合わせ
これは、うれしかった。オマールエビを蒸してから持ってくるので少し時間がかかる。

オーストラリア産 仔羊のロースト 1/2

メインのオプションでサラダ。あとフレンチフライも頼んだ。

鴨のロースト 赤ワインソース 1/2

持ち込んだワインは3本。
Silkwood Que Sirah Syrah
The END(スペインのガルナッチャ)
それにサヴォアのワイン。

パイナップルのミルフィーユ。
さくさくパイ生地とパイナップルの酸味がおいしい。

ピンぼけしてしまった、ショコラショコラ。
下のチョコ階がずっしりと密度があり濃い。


このお店、4人くらいで来て、いくつかシェアしながら飲んで食べるのがよいような気がする。夜だと二人でいったらあまり食べられない。4人でデザートまで食べて多分4-5000円くらい。頼みすぎると修行モードになるので人数が少ない場合は本日のコースのようなものでまず練習した方がいいかもしれない。お酒代のほうが高く付く感じ。ワインは安いボトルも多いので、持ち込む場合は自信のあるワインをもっていったほうがいい。はやりのワインはわりある感じ。

これは言われて気がついたが、ソムリエのバッジをつけた人はいなかった。抜栓は1本目でコルクが落ちていたので、残りは自分でやった。ワインにこだわるお店の割りには、という一面も多少。

お店のページ:http://artisan-yokohama.com/