カーヴドリラックスの実店舗で購入した1本。ヴァインヴァックを飲むのが久しぶりだなぁとおもい手にとる。グランクリュだし、10年待ったら美味しくなりそうだと思うが、そんなワインばかり買ってしまうので、新鮮なうちに清冽なリースリングとしていただく。
いい作り手のものは良い香りは当然として、不快な味を感じにくい。それに温度や時間経過の変化が大きい用に感じる。値段相応と言われればそれまでだが、こういう美味しさを出せる事自体がよいとおもう。
旨安とよばれるワインは、自分の中で南の島の風景のようなもので良い風景だが変化に乏しいことが多い気がしている。安がとれても、値段(コスト)に頼らず旨いと評価されるものは1時間以上かけて飲むと楽しい。
自分の中でヴァインバックは多分そういう作り手なんだと思う。シュロスベルグはリクヴィールの北東にあるエリアで50ha以上あるグラン・クリュだとか。最近は大体の位置はGoogle MapとWikiで確認できるので、飲みながら色々調べて、風景を窺い、思いを馳せる。
この日は、宮崎ひだかの、鯵と野菜のよせもの、焼き鳥に
鯵とワインが対等だった。鯵の臭さが見た目よりも全然なく丁寧に処理されていて、かつワインはリースリングの割にハーブ系の香りが強く口の中を綺麗に洗い流すようだ。マリアージュとは違うけど、それぞれおいしいなぁとおもう。
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