元芸能人がオーナーのお店らしい。らしいというのは記事は見つけたものの、そんな人たち知らないからだ。知っていたら、逆に行かないかもしれない。だいたいオーナーが有名人だったとしても、当てが外れるからだ。
で、ここはすごかった。そんなことを隠して料理押しでぜんぜんいける。お店はそれほど席数がない。多くて20人弱入れるかどうか。だが、お米やら豚やら揚げ方やらにかんするこだわりはビシバシと伝わってくる。塩かしょうゆで食べるのがお勧めというのも、面白い。
もち豚とやらをおしても持ちじゃないと思うことが多いのだけど、ここはもち豚はもちだった。肉がやわらかいというか、いい感じなのだ。衣のかりっと感がある。個人的には塩もいらない。そなえつけの芥子か、レモンでもう十分。
システムは面白く、ご飯とキャベツは事前申告制。お代わりは別料金。サーブする人が行ったり来たりすることが少なく合理的だと思う。つぎはなにをたべようか、店を出てからあれこれおもう、楽しみの尽きないお店だ。