5月の連休まで販売される、春限定弁当のひとつ。今年は桜えびのメニューが多いけどいちおしは、いとより鯛の若狭焼。お弁当にしては肉厚でかんで味が口の中ににじむようで美味しい。自分の好きな魚味がした。
若狭焼きとは酒やみりんをベースにした若狭地とよばれるタレを鱗の細かい甘鯛系の魚に鱗をつけたまま焼くことをいうらしい。日本食も調理方法を表す言葉の背景が知りたくて調べると、その土地の味のことを指していると思ったものと違うものがよくある。料理の言葉はイメージというよりは非常に記号なのでわかりやすい。
桜えびとグリンピースの炊き込みご飯(トッピング:錦糸玉子、アスパラガス塩ゆで)、いとより鯛の若狭焼きそら豆の塩ゆで添え、桜えびシウマイ、豆乳入り五目真丈煮、梅人参旨煮、フキ青煮、穂先筍煮、かぼちゃ旨煮、こんにゃくピリ辛煮、筍煮、筍姫皮とセリのお浸し桜餡の水饅頭、昔ながらのシウマイ、厚焼き玉子
このお弁当はわりと高級路線なので、しうまいは2個しかないけどちゃんとしょうゆと辛子がついてきた。