天丼 金子屋 赤坂店 江戸前天ばら丼(上)

2014年6月にできた赤坂三丁目の天丼屋さん。やり手の天丼屋さんというか割烹が手広くやっている天丼やさんの支店らしい。海外にも、モールにも、展開していて、経営者としての手腕のほうがめにつく。
http://www.hannosuke.com/





先週は行列でいかなかったが、今週は行列はなく一人だとすんなり入れるが繁盛していた、、とおもっていたらどうやらなかなかモノがでてこないらしく、カウンターの雰囲気もかなりぎすぎす。カウンターの内側も、揚げ物に向かう人が3人いて、それ以外に二人調理担当もいる。サービスもさらに二人とひとはいるのだが、どうも雰囲気が気になる。料理人は全員壁側に向かって揚げ物をしており、なんだかオープンキッチンにした意味がわからなかった。これなら隠したほうがいい。

しばらくすると隣のおじさんが、後で入ったお弁当の注文のほうが早いとクレーム?をつけていたようだった。それでも5分くらいしてから天丼が出てくる。揚げ担当の人があんなにもいるのになんともいえない歯切れの悪さを感じる。

うーん、鍛えられた職人が派遣されているというわけではないということかもしれない。

肝心の天丼のほうはドンと重めの江戸系だろうか、味わいほど胃もたれを感じることはない。揚げ物としてはまさむねに及ばない気がした。個人的には天ぷらを食べるならたぶん、神谷町や虎の門方面に向かうだろう。穴子とマイタケははっきりとわかった。卵は面白い。あとはかき揚げだったのかどうかわからない感じの小粒な天ぷら群だった。

”戦場は荒野”状態が終わってしばらくしたらまた訪れるかもしれない。でも、この値段ならやっぱりまさむねやアリバブで贅沢したい。


穴子の載せ方が変わっていた。かき揚げ?なんだろうか、手前の細かい天ぷらなのかはちょっとわからなかった。