渋谷 Chez Azuma 最後の夜の夢

最後の最後で、初めてお勧めコースに乗っかる。営業終了まであと10日あまりでまた来ることは難しいし、やろうばかりではアラカルトで頼むと偏るのでお任せの流れがいいとおもったということもある。何より、ポーションが1人前に当然なるのでそのほうがじっくりと味わえるし、つらくないし、おいしいのだ。でも最後はしっかりおなか一杯になる。

たまねぎ・トビウオ

伊勢の岩牡蠣その1、生!うまい!身の厚いほうの濃厚な感じがすごい。

テリーヌ。見た目はしいたけみたいだが、中に入っているのはスモークされたお魚・・ナンのお魚かは完全に失念。キュウリとゼリー状のテリーヌとスモークされたお魚が混然一体となって口の中でぐるぐるとおいしい。

伊勢乃岩牡蠣その2、蒸!
身は引き締まってしまうが、味わいが濃厚になる。生と蒸、どちらもおいしいし、違っていて良しあし付けるのはやぼだなぁ、とおもった。


伝家の宝刀!オニオングラタン。熱くて暑いがとてもうまい。ここに来たこれ的なメニューは中目黒に移っても残るそうです。

メバルのグリル。付けられている野菜とともにパクパクと。夏は野菜がおいしくて、焼き物が一層引き立つ。木の幹が魚なら、野菜は木の枝葉のようで、お皿を彩るし香りも味わいも華やかにする。

Chez Azuma10周年とかいてあったので、頼んでみた、ヴーヴ栗子のロゼ。


で、羊茄子。シェフ自ら切り分けてくれた。東シェフもいつものようにお元気そうでよかった。



ざくろびわの添えられた、チーズケーキとアイスクリーム。チーズケーキはもう一つのスペシャル。

最後の御茶請け。

そういえば、古い友人の齢四十の祝いできたことを忘れていた。おいしくいただきました。