[2013]Kistler Hudson Vineyard Caneros


堅くてもうまい、というか味や香りが強いわけでもないけど国のようなものを感じるし一貫性があるように感じられいろいろたのしい。2013はカリフォルニアでは良年らしく、ピノノワールもシャルドネも、とてもいいバランスのワインに感じられる。べっとりとしたコクのようなものが厚く感じたり、香りが強すぎたり、酸味がきつかったり、というのは無く、どれも感じられるがバランスが取れていて今飲んでも、何十年後に飲んでもおいしそうな気がしている。

でもカリフォルニアワインはなかなか難しい。すぐに評価されてしまいおいしいものは値段が上がりやすく、おいしくないものはそれなりの値段だったり。また、マーケティングのうまさでのし上がっているワインもあり値段でおいしさを推測するのも難しい。なので、結局どこで作るかに関係なく生産者を軸にしてワインを選んでしまう。
英語でも日本語でも、いろいろな情報を集めやすいからいろいろと先入観も入ってしまう点も難しい。