アレクサンデル・デュマが跪いて飲むべしといったモンラッシェ。ラギッシュ家が所有する畑をドルーアンが長年栽培製造をしているのだとか。購入したのは10年近く前だったが、そのときはすでにいい値段だった、、がいまみたらそのときから更に2倍になっていて顎がはずれそうだった。
味わいは絵に描いたような熟成したブルゴーニュのシャルドネ。バランスはピュリニー・モンラッシェ寄りのこってり系モンラッシェだった。桃とかシロップとか、喉に優しい味わいで長く太く楽しめる味わいときれいな黄金色だった。はじめて、モンラッシェを頂いて偉大さというかその良さというかバランスの凄みは感じた。ただし、白ワイン全体で見たとき跪くほどだったかどうかはまた別の話だな、ともおもった。
多分、もっと美味しいものを自分は飲んだことがあるような気がした。
いっしょにいただいたお皿。アボガトとマグロは仲良しでやめられないです。パンはPAULと丹沢パンのコンボ。好きな食べ物と好きな飲み物の組み合わせは鉄板だとおもった。