王滝村でお世話になったあとは、木曽福島の下にある上松へ。ここは今をときめく御嶽海の故郷で、集落どこにでも御嶽海がはってあった。上松・田政旅館 で宿を取りおいしい晩ごはんと、古い建物にほどよくメンテナンスされたお部屋と水回りに関心。夜は早めに眠ってしまい、次の日朝早く宿をあとにする。
上松Aの入り口は駒ケ岳講のあとの石碑が残る場所。深田久弥の日本百名山によれば、以前は木曽側からの登山のほうが栄えていたのではないかという考察が載っていた。現在は伊那側にロープウェイがあるので車は数台しか止まっておらず静かな拠点になっている。
ケーシンの滝のところにある小屋。
五合目の小屋
このあたりから岩が目立つかな。
遠くに御嶽山とか乗鞍とか見える。とてもいい風景
このあと、8合目があり、そこは広場になっていた。
前岳山頂
したは9合目の小屋と駒ケ岳本体。奥は中岳に宝剣岳。
距離20km、累積標高2000m前後の面白い登山道だった。植物も多いし、野鳥も多い。人が少ないのでスムーズに進めるのも良い。また、傾斜や地形が絶妙でよい。なお、上松Aルート、8合目のさきから前岳をまくルートがあるが、これは結構時間が掛かるしルート自体もちょっと危険度がある。行きも帰りもよほどのことがない限り、前岳側をのぼっておりるほうがよいんじゃないかとおもった。
上松Aは本当に登り甲斐、景色、植物はどれも一級の登山道だと思う。
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