恵比寿 ガストロノミー ジョエル・ロブション

主は亡くなられたが、家族の記念にはじめておとずれた。

頼んだワインは2003 パスカルラショーのGevrey Chambertin 1er Cru Lavaux Saint Jacques。澄んだ液体で熟成が始まったばかりのようで、フルーツと熟成したぶどうを離れた香りと味わいが同居して少しスパイシーな印象、飲んでいるうちに味わいにほんのり甘みもくわわり、とてもおいしかった。

お客は年配の方と女性が多いかな。男性でここを喜ぶ人は少ないかな?。久しぶりに扉を開けてくれるサービスを受けた。


とろけるキノアを閉じ込めてフライにスモーキーなビキオスのソースをのせて



バケットもおいしかった。


紅芯大根と根葉 長崎高野屋のからすみと帆立貝のカルパッチョ、柑橘類の香り

エピもいただいた、うまーい。

栗かぼちゃ なめらかなヴルーテにし、パルメザンチーズのエスプーマとかも胸肉のスモークと共に

これは何杯でもいける、そういうものでした。

ブラック・コッド 香りよくキャラメリゼしわさび風味の青梗菜とオリエンタルシヴェソース

シャラン産鴨 ロティし、フォアグラと黒イチヂクのコンポートにアーモンドを添えて





ペリカンマンゴー なめらかなエキゾチックのムースに閉じ込め リ・スフレの食感をアクセントに




カフェとミニャルディーズ(ワゴン)



グランドメゾン、といわれるようなフランス料理のレストランは本当にいろいろ楽しいし、いい刺激になる。サービス業としてみてもおもしろいし、一つ一つの所作や料理の出し方、料理自体も楽しい。

ANAのマイレージの使いみちに困ってたどり着いた先立ったが本当に楽しかったので普通にワインを頼んでいろいろ楽しめた。すごいなぁ、ほんとうに。

<追記>
2018/2019のミシュランガイドでも三ツ星を維持。めくるめく世界をまたいつか味わいたい気分が蘇る。