第30回宮古島ワイドーウルトラマラソン 9:42くらい





今年で4回目の傘下になる宮古ワイドー。去年は50KでDNF(その後故障が長引いた)、そのまえははじめてのサブ10。最初に出たときは完走が精一杯だった。

前日入りしてホテルに荷物を置いてからぶらぶらと会場受付に向かう・・・が来間島によったのでいきなり15kのランニング・・明日大丈夫かと思うが、調子が良かったのでそれほど気にならなかった。

夜8時過ぎに眠って次の日1時半ごろに起床。インスタント味噌汁とスパムなおにぎり、アルファ米を食べてからジョグで会場入りする。ホテルから2.5kくらいなので天気がもんだいなければ送迎バスをつかうよりも自分はちょうどよいと思っている。

スタート位置は適当に後ろのほうから入りだんだんとスピードを上げていく。サブ10でいくにはだいたい10.5kでどこまでいけるかで確度が変わるし少なくとも70kすぎまではそのペースでいかないと自分の場合は低下分を補えないと自覚がかなりある。力出しすぎとかにかなり気をやる。
一方で楽しみがないといけないので、ペースを維持するだけではつまらないので伊良部大橋と池間大橋は勝手に頑張ってよい区間だとおもって走ることにする。特に池間大橋の区間は戻るとすぐドロップバッグがあるので戻りはとくに頑張って走った。
47kくらいのドロップバッグ中継点でだいたい4時間25分くらい。5分くらいの球形で食べまくって飲みまくってすこしおなかタプタプになりながら再開する。
去年はここでスタートしてすぐに、腸脛がもたなくなり50kでやめたが今年は体が重いなぁ以外は異常はなかった。

いつも通り50kくらいから70kくらいがきつい。50kからとくにアップダウンが多く暑くなってくるからというのがある。少し気を抜くだけで補給が遅れてエネルギ不足で足がとまる、上り坂で進みがとても悪くなる。
今回も何回かパックではしるひとたちにおいてかれた、がパックで走るとスピード出しすぎらしくその後85kすぎあたりからひとりづつ丁寧に抜いた。

70kを過ぎて灯台のほうへ向かうと海が近くなり風景がおおきくかわる。それまでの丘を上下する風景からなのでとても気持ち良い。灯台の折り返しから海宝館までがワンセットになっていて粘りどころともいえる。この区間でところどころペースを落としたらペースを落とさない女性の方に追い抜かれた。うーん、あれくらいゆったりとペースを維持できれば良いなぁと思える走りっぷりだった。

海宝館はすこしコーラを大目に飲んでいこうと思ったら若いボランティアさんにひょいっと沖縄そばをわたされたので、すわってすすることにした。5分ほど休むと少し体は楽になる。その間、かっこういいお父さんランナーとDJ社長(57歳)に置いてけぼりになる。DJ社長は30-60kmくらい並行して走っていたがペースがあんまり一定ではなくてうまくないなぁとおもってそれなりに差をつけた気でいたがここからまだそんなスピードでるのかー!というペースで姿が消える。

この辺でどうやらサブ10はいけそうだとおもった。次の目標は自己ベスト9:55を切ることができるかどうか。ここから90kくらいまでは上り下りが多くキロ6を維持することが難しい。92kくらいまでは我慢どころ。そのあと緩やかな登りと降りになりだんだんと挽回になる。

残り3㎞から1㎞看板が現れる。この辺でPBはいけそうだとおもう。エイドでは念入りにコーラを頂いてあとはふらふらになったり転んだりしないよう気を使いながらゴールを目指す。気持ちよく走れた時はまだずっと走れるような気がしてしまう。

天気は雨が降らず曇って太陽がかすみコンディションに恵まれた。久しぶりの会心の走りだった。




シューズ:ペガサス36
ハンドボトル:UDの500ml
上:ミレーのドライレイヤーとSalomonの半そでしゃつ
下:コンプレスポーツのふくらはぎカバーとUAの短パン(並)

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