[2004]Domaine Confuron-Cotetidot Vosne-Romanée 1er Cru Les Suchots

コンフュロン・コトティドはヴォーヌロマネ周辺の作り手。クロ・ヴージョ、エシュゾー、レ・スショが代表的な畑らしい。それ以外はACブルゴーニュを、ヴォーヌロマネの区画でとれる若い葡萄を使ってつくっていうらしい。
この人のワインを知ったのはギィ・アッカドの話。彼の醸造のスタイルはいろいろ物議をかもしたが、栽培の方法論では進んでいるとされて、彼が去った後も栽培方法についてはその系統を守り濃い赤ワインをつくっているそうだ。なお、ロバートパーカーの試飲も断っているとか。


レ・スショは大きな1er Cru。いろいろな作り手が参画しているので、作り手の個性の違いがわかりやすい土地とされている。また、大きいので値段が少し落ちやすい。希少性の不足だろう。
２００４年のヴォーヌロマネは散々だったと聞いているが、これはもう少し置いてもよかったのだろうか。最初の香りは焼けたプラスチックから草木の茎の香り、黒糖系に移ろう。すでに熟成しているのかもしれない。ややスパイシー。色は濃いめ。

ヴォーヌロマネらしいというえるとおもう。合わせたのは鶏肉焼き・トマトと玉ねぎ和え。マリアーｼﾞｭが完全とはいかなかったが、まずまずの組み合わせ。トマトの酸味を考えるともっと若いものを出すべきだったか。

購入元:楽天タカムラワインハウス

購入時期:2009年１２月

価格:5980円