エティエンヌ・ソゼは、1925年ごろに興されたドメーヌ。現在は75年に1代目死去にともない孫娘と結婚したジェラール・ブードという方がしきっている。このドメーヌ、相続関係で畑が減少しているとか。91年に初代の娘のと継いだ先であるボワイヨ家が相続権を主張して3haもぎとられたとか。今は2代目の娘が手伝っており、Webサイトまで持っている。なお、相続問題を機脚気にネゴシアンもしている。
色は少し緑がかっていて、まだまだ酸味がきついが小石が敷き詰められたようなイメージ。いまのところグレープフルーツと葉ものの香りがつよいというかきつい。少し温度が上がって、時間が経過すると少し樽由来とおもわれるようなナッツやバターのような少しだけバランスがとれるように思われる。
オフヴィンテージといわれる2008年でカツンとしたシャルドネがでてくるということは、力量も非常にあるものと推測される。
コルクを見る限り、経営は順調だと思う。1世紀近く続いたドメーヌにはそれなりにいろいろあったかもしれないけどこの価値は続きそうな気がする。同じものを3年後にのんでみたい。
購入:楽天;金沢マル源酒店
購入時期;2010年7月
購入価格;5800円
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