[2006]Frederic Cossard et Laure de Peyerimhof Puligny-Montrachet Les Reuchaux

去年の記念日にムルソーをのんで痛い目にあったときに同時購入のピュリニー・モンラッシェ。結果はちょうどよかった。蜂蜜がまぜあうなかに果汁を感じることができ、最後に酸味が口に残りすっきりとする。これが最上とはおもわないが、状態は悪くなかったので安心。以前のボトルは濁って泡立っていたことを思い出すと、全然OKなかんじ。

フレデリック・コサールのネゴシアンものはラベルがシンプルで、メーカーとして奥様のお名前が入っているということで長い。このワインは色は少し赤みがかった黄色の濃い印象。

畑の由来は、販売店いわく
この畑、格付けこそ無いものの、一級畑より少し下に降りたところにある素晴らしい畑で、1983年からビオディナミを実践。土壌は地層から岩盤に届くまでの深さがあり、樹齢70~75年という樹齢のため、根が1.5~2mもあり、土壌のミネラル分を充分吸い、その豊かで洗練された味わいが生まれています。




いっしょにいただいたのは、鮭とキノコののグリルと菜の花とサラダ。自画自賛になるがまんざらでもなかったとおもう。ビオビオなワインはきつい魚でもあわせやすいことはみとめざるをえない。そういうカテゴリは嫌いなんだが。 



ビオワインは最近はやりのsustainableを目指したり、自然に従ってくるられたものとかいう。しかしやっていることは自然本来のことをするために、どこにでもないようなものをもちこんでかなり不自然なことをやっているとおもう。牛の角はどこでもおちているものでもないし、そこに詰め物をするのは人の作為。

二酸化硫黄の有無で健康を気にするならワインは飲まないほうがよいだろうし、健康などの点からリスクを冒してまで飲んでいる以上、ビオだからといってはずれがあることは許容できない。たまに3本や1箱(12本)飲まないとそのワインの良さがわからないとおっしゃられる販売者がいる。
半分の値段なら、2本のところ4本買うかもしれない。
5年後に開けても、劣化していたら返品に応じていただければ、ひと箱飼うかもしれない。
だが、良い点を見つけるまでじっと我慢し続けることを求めることは、ワインの販売者としてどうなんだろうとおもう。少し待つと飲めるならぜんぜんOKだが、品質が全然基準を満たしていない劣化したものをつかんだ時の対応を、購入前に明示してほしいとか、もっと品質に責任を持ってほしいとか、いろいろいいたいことがある。
ヴィノテーク2011・02号を読んでそう強く感じる。



購入元:楽天タカムラワインハウス
購入時期:2009/07
購入価格:10000くらい
再購入:Non!

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