ファインズのチャリティワイン会 のとき、ボトルを持って写真を撮らせてくれたヴァンサン・モンジャール氏の手によるもの。古くて大きなドメーヌの、地域圏のワイン。たまに、店頭で見かけるので購入するが、ほかのヴォーヌ・ロマネなどのものとくらべると酸味が強く、逆に樽っぽさやじんわりとしたうまみは抑え目ですっきり飲める印象がある。ほかの作り手ではもっとシャープなものもあるが、このひとにしては珍しいつくりだと思う。
オート・コート・ド・ニュイはコート・ド・ニュイの西側の標高の高い部分で作られるもので、以前はブドウが熟さないのでおいしくなかったらしいが地球温暖化の影響を受けて近年は酸ものってしっかりとしたブドウが取れるようになったとか。知名度と量から高く売れないせいもあり、ステンレス発酵させる生産者が多いから比較できないけど、低い土地の村名と同じつくりをしたらどうなるだろう?とかいやらしいことを思う。
この生産者はオート・コート・ド・ニュイを3つにわけているようだ。La Croixは平均樹齢50年前後、Capriceは25年、そしてAOC表記のみは30年。区画の情報などは不明。
個人的には、瓶が太いこと以外に不満はない
ラベルにドメーヌの紹介があるのを始めてみた。ただしフランス語。なんとなくしかわからない。
コルクは、ドメーヌ紋章+ヴィンテージ+畑の豪華パターン。金あるな、この作り手とおもうとき。
たぶんフィルターなしなので少し濁りはあるが色はそこを見通せる程度の濃さで、村名クラスの早飲みをしたときのような、ぼんやりとじんわりとしたかんじはない。
豚者部サラダに、茄子・ピッツアでいただく。
購入元:横浜西口クイーンズ伊勢丹?
購入時期:2011/05
購入価格:2000円以下(じゃないと手を出さない)
ブドウ品種:ピノ・ノワール
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