またまた、ドニャ・パウラのピノノワールをあける。少し温度が高いせいか、樽由来とおもわれる香りがまだ幾分のこっていたが熟成感のある香りというか、果実味はないが醤油というか、カツオ出汁っぽい味わいになっていた。単に劣化していただけなのかそういう時期なのか、飲み方に問題があったかはわからない。
ただ、この時子の味だったので、ラムとは非常にあって、うまかった。羊独特の香りとよくあうのだ。ニュージーランドのピノノワールは、輪郭がはっきりとあって酸味もあり、果実味の凝縮感が強く、臭い食べ物との相性に自信がなかったので、これにしたけど正解で何より。
ドニャ・パウラはアルゼンチンの作り手。ピノ・ノワールは手がかかりすぎるということで、まだまだたくさん作れずということが買った時には書いてあった。厳しい環境で育てた特別なブドウの特別なワイン的な売り文句に徴発されて買ったのは今となってはよい思い出。なんとなくだけど、南半球のピノ・ノワールは栽培方法や醸造方法の問題というよりは個性をどう持って、どうアピールするのかまよいというか、まだ明確じゃない気がする。たぶん、ビンテージごとのぶれも相当あるだろうし、飲まないで中身を期待するのはまだまだ危険じゃないかとも推測。
購入元:楽天YNSトウキョー
購入価格:1780円
購入時期:2009/12
ブドウ品種:ピノノワール
葉っぱと、ラムちゃっぷとラムの切り身?のようなもの。
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