[2008]Domaines Marc Colin Saint-Aubin 1er Cru La Chateniere

こちらは無念のワイン。もともと、サントーバンのワインがどんなふうに熟成するのか知りたくて購入したもの。しかし中身は完全に劣化していた。2001年自体珍しいし安いからと思って開けたのだが、無念。最近は劣化ワインの判定に時間がかからなくなってきたなぁと思う。前は1時間かかっていた。

作り手:Bernard Prudhon (詳細わからず
銘柄:Saint-Aubin Blanc 1er Cru Murgers des Dents de Chien 2001

購入元:楽天ドラジェ
購入価格:3600円
購入時期:2011/06
ブドウ品種:
インポーター:フィラディス
無念:過度の酸化。白ワインの色は濃いオレンジ。泡立ちはないが、ウィスキーのような風味きっと痛んでなかったらおいしかろう。



購入元:楽天京橋ワイン
購入価格:4600円
購入時期:2011/06
ブドウ品種:シャルドネ
作り手のサイト:http://www.marc-colin.com/

これはすごかった。がちっと鉄を噛んだような金属質だが、はらはらとしたシャルドネ味。寒かったのだろうか、グレープフルーツ系の味わいがある。サントーバンでは割と古いほうの畑らしいが、1985年と1990年に植えられたブドウと書いてあった。サントーバンでのワイン造り自体が相当新しいのだと推測される。

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いただいたのは、美濃吉の夏専用弁当。涼彩。4つに仕切られていて、それぞれ野菜以外のバランスはよいと思う。ただ、日本食のお弁当でワインは意外と難しい。大きければ大きいほど、肉と魚は同居し、対立する味わいが同居する。それゆえ、おべ等としては完結しているが一貫性は乏しく、ワインのように1本で完結させたいときにはなかなか厳しい。日本酒やハードリカーに依存してしまうのは、痛いほどわかる。が、この日は固くシャルドネで攻めてみた。

それは、意外と合うものだった。それとも、つらい味わいに対して、へんな体制ができてきたのかな?