2011/12/11

[2002]Domaine François Villard SAINT JOSEPH


見ての通り、だろうか。三ジョセフなので、シラー100%。凝縮された果実味とやや濃い樽由来の香、それに後味に残るほどよい酸味。これはおいしいほうのシラーだとおもう。シラーは凡庸なものも好きだが、酸っぱい感覚が後味に残るものはすっきりと飲むことができて、飲み疲れがない。このワイン、リリース当初は相当樽の香りがきつかったのではと思えるくらい、10年近くたっているにもかかわらず一口目の印象は、樽っぽかった。飲み進めるとうまい。試飲会でのんでおいしいとかんじるタイプのワインかどうか。

作り手のページ:http://rhone.vignobles.free.fr/pagesgb/villard.htm

エチケットに書いてあることはこんなかんじ。

REFLET 2002
"J'aurai voulu être un artiste et pouvoir jouer mon numéro mais mon banquier, ce qui est triste ne l'entend plus de cet écho je te rassure, voisin sensé tu es nourri par les agios je compte bien te rembourser. Ma passion vaut bien ton ego."

英語に翻訳してみたがいまいち意味は分からない部分がある。たぶんだがいろいろあるけど期待に応えるぜという感じだろうか。文字をおこして訳していた時、ワインのことを説明した文章ではないことを知ってしょうしょうがっくり。



一緒に食べたのは、カスレトマトと中東スパイスで味付けした豚肉と豆など野菜を煮込んだもの。スパイシーで体がとても温まる。秋から冬へ移ろうとともに、煮た肉がうまく感じる。焼いた肉は空気が温くないとおいしくないような気がした。


以下の2つは皿はどっちの色に盛り付けたほうがおいしそうかな、という習作