[スペイン旅行]#28 Bilbao ビルバオ美術館

日本の、西洋美術館に似ているかもしれないがかなり地元よりな構成。スペインの美術は幾つかの波があるような気がする。独自の進化を遂げたり、王朝の繁栄とともに美術の中心であったり、ピカソを中心とするスペイン人たちが美術の中心であったりとか。プラドなどをみるとわkるが、フランスに比べると、スペイン芸術というのは思った以上にやりすぎ感がある。

それが面白みにつながるのだが、ビルバオ美術館もさり気なく大物で誘導しつつ郷土の作家の作品をうまくつないで展示しているような気がした。流れに違和感はないし、割と広く浅く(といっても日本の美術館とはちがうけど)展示が展開されており飽きることはない。が、でかい。美術館周りにも体力は必要である。




傘ぽんがそのまま、ここにあって驚く。


ひと通り回って、ここはちょうどいい気がした。大きさも展示物の密度も自分好み。スペインの美術館は大物がたくさん展示してあることが多く、最後の方はどうしてもだれてしまう。集中できないと言うよりも疲れきってしまうのだ。その点、ビルバオ美術館はあらゆる点で自分に調度良かったので非常に堪能できた。