全然のみ頃じゃなかった。何かが浮き上がりそうで浮き上がらない。口の中が刺々しくなり激しく拒まれているようだ。それでも飲み頃の時の味を知るだけに、やっぱりなぁとという気分で飲み干す。
ミシェル・ニーロンは、ブルゴーニュでは少ないいわゆるパーカー銘柄なもの。数年前に97年の1er cruを飲んだ時ワインすごいと感じさせた一本だった。2003は短命というかもうギリギリいっぱいな味だったことも思い出す。ビンテージ毎の違いは明確なんだろう。そして、2010の作りは今まで以上に頑強な気がした。優しさはなく、飲み頃まで我慢することを強く求められているようだ。
購入元:楽天ワインショップ・ワインホリック
購入時期:2012/11
購入価格:5292円
インポーター:Odex