この日は横浜外食不毛の地、を挽回するための切り札としてカンブーザを訪れる。なにせ相手は深い知識とグルメなご夫婦なのでいろいろと気になってしまう。作るのは自分じゃないが。
まずマメなスープ。白インゲン他２種の豆だったと思う。オリーブオイルとローズマリーの香りだそうな。ハーブの匂いがあるのはわかるけど、自分の中ではまだ言葉との結びつけは弱い。
明石マダコのプンタレッレ
そういえば、ここのタコはワインボトルでポカポカと叩くと聞いたことがあったことを思い出す。タコの美味しいお店にははずれなし、と最近おもうようにまでなった。偏見だとはおもうが逆に、タコが外れるお店はなんとなくがっかりしてしまうようにまでなってきた。手間暇かかるはなしを伺ったからということもある。
マリナーラ
いろいろあってオンリストじゃないから、予約しておく必要が有る。敷き詰められたトマトソースが目で食欲をそそり、香りもいい。そしておいしい。小さいから量を重視する人はがっかりするかもしれない。けど、厚さ色味わい香りのバランスはなんだかイメージ通りのピッツアでやめられない。逆に小さいゆえにあっという間に食べ終わる。美味しい、温かいうちに食べ終わるというものだろう。
リモーネ。
手前の鳥は女性向けのオプションですが、うまい。
ピッツアの味はさすがだといつも思う。どうにもこうにもうまい。大きくはないんだけどピッツアをこういう一枚で仕上げてあるのがすごいといつも思う。
アニョロッティ・ダル・プリン。ピエモンテの詰め物パスタだそうな。中には色々肉をつめるとか。
ソムリエのプレゼント。
羊のアッロースト
天城の猪とフォアグラのポルペットーネ。に、インカのめざめ。
料理は写真を並べられるがサービス自体を写真で取ることはできない。ここで受けるサービスが楽しい。ソムリエの方のトークは特に楽しい。ワインと料理の話ばかりではなく、普通のどうでもいい会話も楽しい。ピッツアイオーロの高田さんも初めて挨拶したり。
繁忙店なのでふらりと訪れることはできないが、また食べにきたいお店。
あとで思い出したこと。気合の入ったソムリエさんが進めてくれたワインのボトルの写真は忘れてしまった。色々無理をいったらすすめてくれた一滴一滴だったのに。美味しかったからこそ記録に留めたいといつも思っているのに忘れていた。なんだかごめんなさいです。