我が家的グラスワインとして3日にまたいであける。買ったきっかけはクイーンズ伊勢丹横浜のカードに、女性醸造家の作ると書いてあったこと。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは自分の中ではブルゴーニュのように繊細なワインが多く、そこに女性的なものが反映されたら美味しいと想像していた。さらに、ビーズ・ルロワのような狂気の作り手の作るものが3000円台で買えるならとおもっていたこともある。
見つけたサイトによれば、家族経営で80年台にイタリアに移り住んだ家族が始めたワイナリーらしい。グラッパとオリーブオイルも作っているらしい。きっと、楽しいイタリア生活を堪能されているに違いないと、ちょっと羨ましくなる。他方、どれくらいワインに狂ったかは書いてない。寂しくもあり安心もする。
ただ、そこはイタリアだからビンテージの羽根井などはわからない。とてもまだワインは若くたくましい。多少繊細さもあるけれども、本当に繊細なワインに感じる、手ですくってこぼれてしまう砂粒のような印象にはまだ遠い気がした。とはいえ、イタリアワインにの見慣れていたらもっと美味しく感じたのかもしれないし、実のところこれがどれくらい美味しいモンタルチーノだったのかわからなかった。もう少し熟成してから飲んでみたい。
作り手のサイト:http://www.brunelloferrero.it/