富士吉田 Qスタ めし屋 仙瑞 コースで(2500)

灯台下暗しとおもう。Qすたに美味しいお店があるとは想像だにしていなかった。テナントの入れ替わりも多いし、観光地としても少し微妙な位置にある。河口湖方面と比べると地元に密着したお店が多く、居酒屋的かうどんやがやはり多い。

そんな中にあって、和食の美味しいお店がQスタにあったことに驚く。

最初はあまり期待していなかった。NPO法人のやっている子育てお母さん支援のまえにあって地元でほそぼそとやっているだけかなとおもってみていた。が、ワインリストを見ると、KIZAN,タカヒコ、四恩、ダイアモンド??と名うてのものばかりよくそろっている。地元ワインを扱うお店はだいたい大手のものばかりのところがおおい。が、そういう匂いを感じなかったのだ。これは相当柵がないかカンバっているのだろう。


店内。良く清掃されていて清潔。統一感がありおちつく。大きな窓側は、天気が良ければ富士山を肴に飲める贅沢!この日は曇っていて裾しかみえず。 
 びっくりしたのが、グラスワイン。

茄子の胡麻和え。見た目はからしのようなくらいに、すり長されたごまがこってりとしているがさらり。矛盾の多い表現だけど、そんな感じ。

お刺身は、かつお、まぐろ、たい、はも。個人の好みだがはもは梅肉でたべたかったかもしれない・・・

かぼすの塩焼き、蜜煮でほんのり甘みをひきだしたそらまめ、みょうがに卵焼き、ナス味噌。締めに青梅ジュレをちゅるちゅるといただく。


穴子の揚げ浸し。ネギがよく穴子を引き立てる。脇役大事。

最後はご飯がまでたいたご飯と赤だし、つけもの。手前はたけのこのきんぴら。ぴりからでうまい。酒がこんこんとすすむあじだった。食べ終わった時、大将はきっとお酒が好きな方なんだと確信を持つ。最後にワインリストが面白かったことを伝えたら、うれしそうだった。料理もお酒の揃えもこの御店は東京に有りそうとも言えるが、地元の食材をふんだんに使い、差別化をよく図っているような気がした。訪れて食べる価値は十分あると思う。値段も安すぎて、商売が続いていくのか心配なくらいに。(余計なお世話だが)

またきたい、ぜひきたい。


お店のサイト:http://senzui223.blog.fc2.com/