富士登山競走 五合目コース こんな練習したよ。

無事山頂コースへの権利(3年)は得たのでどんな練習だったかをメモる。

意識して準備を始めたのは4月くらい。途中膝やももの故障もありランニング距離としては3ヶ月で500km程度。個人的には体重を下げるためにも、もう少し走りこみたかったが

1.トレッドミル
8% x 8km/h で30分-1時間を走る。最初は汗をダラダラかき、息がうまくいかないがだんだん慣れてきたら時間を伸ばし、時速0.1km/分くらいピードを上げていく。。長く坂を登る練習は自分の癖を知るにもいい。足のどの部分が疲れたり痛くなるかるかを観察することで、対策をとることもできる。これで坂で走り方を自分なりに工夫する。

傾斜のあるところを登るとゆっくり走っても汗の出る量は倍になる感じがした。心拍数がすぐに上がるので、それにともなって滝汗になるのだとか。なれないうちは汗をかくだけで疲れる感じがある。

2.富士山吉田口の試走
馬返しまででもいいが、市役所から走ることをおすすめしたい。山道もすごいが舗装路も尋常じゃないくらい削られる。削られたあとに山道で走れるかどうかそれを知ることが大事。トレイルの上りはまだまだうまくないため、どうやって走るかというよりは本当に時間に間に合うのか?的なアプローチを出ることはなかった。
6月末、7月半ばの2回はいったが、5合目までのぼったのは6月末の回だけだった。なお、バス代を抑えるために降りも走ると、後日膝ももふくらはぎにかなりつかれがたまりつらいことになる。なので、数日試走する場合は(体力に自身がない限り)最初の日は下りをしないほうがいい。

走り方は上りだけだと、かなり歩幅を狭めてピッチ走法になる。馬返しまでは止まる≒歩く くらいの矜持が大事。馬返しまでは水分補給以外では走り続ける。膝やももがいつもと違うと思ったら、途中やめておく勇気も。練習で達成感を得たとしても、あとに披露や故障を残しては仕方ない。

また、塩分と水分、それに体温を保つための装備は必ず持参を。5合目までは高度がまだ低いといっても、2000mを超えてくる。それに1500mの高度さは尋常じゃない。気温や風の変化は厳しい。体調管理を考える意味でも山に入ったほうがいい。

3.トレイル
この大会の前に忍野に出る。山を登るコースの過酷さをここで初めて知りました。そのあとはトレッドミルで登り続けて、やっと制限時間(五合目)きれるかどうか。