そして6時半、整列。自分はCグループなので後方からのスタート、完走率10-20%という(遅いゆえに)死のグループともいえる。6時20分くらいから近くで待機し、交通規制のはじまる6時半に路上へ。かなり暑い感じもするが、良いポジションがまず大事なので少し水分を補給しながら待機する。少しすると開会式が始まる。
今年は、エイエイオーが復活!お子さんたちも動員して盛り上げる地元消防署の宮下選手マイクパフォーマンスが冴えわたる。内容はYoutubeでご確認ください、その場にいるとこれはとても気持ちが高揚します。あ、この人とても速い方なんですね。
で、いろいろな余韻に浸っているとレースはあっという間に始まる。最初は詰まる。フラットのところでスピードと心拍数を揚げたいのだが、ここでは前に自分より早い人を見つけてつかない限り隙間ができにくい。でもイライラしてしまうと負けなので、人の流れを読みながらじっくりと進む。
左に曲がって富士山に向かいだしてからが勝負。坂になるとペースがガクッと落ちるので隙間ができやすい。このときの最初の目標はB群集団においつくこと。かなりのハイペースで進む。事前に飲んだトップスピードが効きすぎているのと、きついからOKと考える星野選手の話が影響して、ペースを大きく乱して進む。坂を上り終えるころには片腹痛かったが、結果的にこれは良かったと思う。
3kmくらい、北口浅間神社でかるく給水。火が出てきてかなり温度が上がっておりすでに汗だく。そこをすぎると、路面に雨跡のように多くの人の汗が滴り模様を作る。A群集団の人たちも何人か見かける、かなり調子が悪そうだ。実力があっても、弱まればあっという間に付け込まれるのが富士登山競走の怖いところ。6km、中の茶屋近くでB群集団にだいたいおいつく。7kmくらい中の茶屋で42分。ここでも給水。あと炎熱サプリを口にいれておく。足がつるんじゃないかなというくらい汗を描いていたのでミネラルを補給。
そして得意という人を聞かない中の茶屋-馬返し区間3.5km。Aの人でも20分かかるといわれている区間。今回は26分でいった。自分の中では早いほうだが、あまりペースは上げられなかった気がしている。体の反応が悪いというかペース自体は落ちている。馬返しまでは1:09だった。
ここで再度水分補給。汗が止まらないし路面の雫の後も相変わらずすごい。
中の茶屋-馬返し区間がちょうどよかったのか、この後の展開が楽になった。1合目までは早歩きで休みも居れる。歩いてもというか歩くしかなかったのだがだいたい10分くらい。そこから自分のペースを意識して走ったり早歩く。排水升は真ん中からつっきり、いけそうな場所では段差が大きくても攻める。人のいないところを行くことを意識して突き進む。幸体力的にまだ余裕があった。2.5合目でもまだばてない。3合目のあたりでレスキューの人をぴったりマークして進めるくらいだった。
五合目の関門手前で少しで渋滞。時計を見たら目標としていた2時間10分が切れそうでやきもきしたが、慌てて達成できる程度じゃ仕方ないと思い割り切るも、2時間9分台で上がれたことを確認。このレースで一番幸せな瞬間だった。ここでも、電解質のタブレットを食べてから給水所の水をごくごく飲む。
6合目の安全センターまでは意外と渋滞していなかった。抜けるところは抜いていく。砂礫ははやくはなかったが、人の後ろにつかない作戦をとって、少しづつ追い抜いていく。そんな感じで花小屋までのペースは悪くなかった。
七合目花小屋からの岩場が問題だった。岩場は全身を使って登る。そして一気に標高も上がる。これがよくなかったのかここで一気にペースダウン。ドーンと視界が重くなり薄暗くなる、貧血のような感じになる。水分は撮っていたしミネラルも十分。低血糖かとおもいジェルを補充したがすぐには効果が出ない。ふらふらとのぼり、8合目富士山ホテルの関門手前50m下くらいでタイムアップ。そのあとはやや元気にだった(苦笑)。
途中までは完走可能タイムだったが今の体力と適応力では3000mくらいまでが限界のようだ。
最後に、この大会はとても快適な”競走”だった。500mからなるボランティアさんたちに富士吉田登山口の小屋の人たち、たまたま登山の時に競走にまきこまれてしまった登山者の方々の声援や人生訓のような応援、野良エイドのひとたちのきゅうりの漬物など、本当に身に沁みる心遣いだった。それに大会の運営自体、最後送迎バスのために給水所があるというのは至れり尽くせりだ。
悔しさはあとからじわじわくるけど、とてもいい気分で下山することができてよかった。
ついでで装備
靴:ASICS Kayano 20(ロード用)
靴下:CW-Xのハイソックス
上:Finetrack パワーメッシュ, Northface の半そで(前がジップで開くやつ)
下:CW-X ジェネレーター、ナイキDryfitの短パン
テーピング:ニューハレ Vテープ(ひざ)、Xテープ(かかとLv1)
ボトルホルダー:Salomon XR SENSI BELT + 500mlのボトルにウルトラミネラルタブレット
おやつ:スポーツ羊羹+、ザバス ピットインリキッド(ピーチ)、電解質6個
Webで確認できる結果:http://update.runnet.jp/2014fujitozan/numberfile/2128.html
詳細なレース内容は以下の通り。
今年は、エイエイオーが復活!お子さんたちも動員して盛り上げる地元消防署の宮下選手マイクパフォーマンスが冴えわたる。内容はYoutubeでご確認ください、その場にいるとこれはとても気持ちが高揚します。あ、この人とても速い方なんですね。
で、いろいろな余韻に浸っているとレースはあっという間に始まる。最初は詰まる。フラットのところでスピードと心拍数を揚げたいのだが、ここでは前に自分より早い人を見つけてつかない限り隙間ができにくい。でもイライラしてしまうと負けなので、人の流れを読みながらじっくりと進む。
左に曲がって富士山に向かいだしてからが勝負。坂になるとペースがガクッと落ちるので隙間ができやすい。このときの最初の目標はB群集団においつくこと。かなりのハイペースで進む。事前に飲んだトップスピードが効きすぎているのと、きついからOKと考える星野選手の話が影響して、ペースを大きく乱して進む。坂を上り終えるころには片腹痛かったが、結果的にこれは良かったと思う。
3kmくらい、北口浅間神社でかるく給水。火が出てきてかなり温度が上がっておりすでに汗だく。そこをすぎると、路面に雨跡のように多くの人の汗が滴り模様を作る。A群集団の人たちも何人か見かける、かなり調子が悪そうだ。実力があっても、弱まればあっという間に付け込まれるのが富士登山競走の怖いところ。6km、中の茶屋近くでB群集団にだいたいおいつく。7kmくらい中の茶屋で42分。ここでも給水。あと炎熱サプリを口にいれておく。足がつるんじゃないかなというくらい汗を描いていたのでミネラルを補給。
そして得意という人を聞かない中の茶屋-馬返し区間3.5km。Aの人でも20分かかるといわれている区間。今回は26分でいった。自分の中では早いほうだが、あまりペースは上げられなかった気がしている。体の反応が悪いというかペース自体は落ちている。馬返しまでは1:09だった。
ここで再度水分補給。汗が止まらないし路面の雫の後も相変わらずすごい。
中の茶屋-馬返し区間がちょうどよかったのか、この後の展開が楽になった。1合目までは早歩きで休みも居れる。歩いてもというか歩くしかなかったのだがだいたい10分くらい。そこから自分のペースを意識して走ったり早歩く。排水升は真ん中からつっきり、いけそうな場所では段差が大きくても攻める。人のいないところを行くことを意識して突き進む。幸体力的にまだ余裕があった。2.5合目でもまだばてない。3合目のあたりでレスキューの人をぴったりマークして進めるくらいだった。
五合目の関門手前で少しで渋滞。時計を見たら目標としていた2時間10分が切れそうでやきもきしたが、慌てて達成できる程度じゃ仕方ないと思い割り切るも、2時間9分台で上がれたことを確認。このレースで一番幸せな瞬間だった。ここでも、電解質のタブレットを食べてから給水所の水をごくごく飲む。
6合目の安全センターまでは意外と渋滞していなかった。抜けるところは抜いていく。砂礫ははやくはなかったが、人の後ろにつかない作戦をとって、少しづつ追い抜いていく。そんな感じで花小屋までのペースは悪くなかった。
七合目花小屋からの岩場が問題だった。岩場は全身を使って登る。そして一気に標高も上がる。これがよくなかったのかここで一気にペースダウン。ドーンと視界が重くなり薄暗くなる、貧血のような感じになる。水分は撮っていたしミネラルも十分。低血糖かとおもいジェルを補充したがすぐには効果が出ない。ふらふらとのぼり、8合目富士山ホテルの関門手前50m下くらいでタイムアップ。そのあとはやや元気にだった(苦笑)。
途中までは完走可能タイムだったが今の体力と適応力では3000mくらいまでが限界のようだ。
最後に、この大会はとても快適な”競走”だった。500mからなるボランティアさんたちに富士吉田登山口の小屋の人たち、たまたま登山の時に競走にまきこまれてしまった登山者の方々の声援や人生訓のような応援、野良エイドのひとたちのきゅうりの漬物など、本当に身に沁みる心遣いだった。それに大会の運営自体、最後送迎バスのために給水所があるというのは至れり尽くせりだ。
悔しさはあとからじわじわくるけど、とてもいい気分で下山することができてよかった。
また、必ずここに戻ってくる。
ついでで装備
靴:ASICS Kayano 20(ロード用)
靴下:CW-Xのハイソックス
上:Finetrack パワーメッシュ, Northface の半そで(前がジップで開くやつ)
下:CW-X ジェネレーター、ナイキDryfitの短パン
テーピング:ニューハレ Vテープ(ひざ)、Xテープ(かかとLv1)
ボトルホルダー:Salomon XR SENSI BELT + 500mlのボトルにウルトラミネラルタブレット
おやつ:スポーツ羊羹+、ザバス ピットインリキッド(ピーチ)、電解質6個
Webで確認できる結果:http://update.runnet.jp/2014fujitozan/numberfile/2128.html
詳細なレース内容は以下の通り。