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[RUN]富士登山競走・山頂コース完走するまでにした練習などのまとめ

これは方法というか試行錯誤の記録。
今にして思うと、3つくらいに対策は分かれると思う。
1.ロード力(傾斜10%くらいでも淡々と走れる忍耐力とある程度のスピード)
2.登山道での体の動かし方 (砂礫、段差、岩場)
3.疲労への対処方法(馬返しから5合目まで、補給など)
4.低酸素環境下での運動(なれとか呼吸)

多いときは毎週富士山域に通っていた。山頂にいけるのは3-4回に一度位か。理由は町から走ること、5合目まで上がったときにその日の調子が明らかになるので、余裕のないときはのんびりと町まで降りてお風呂に入る。

なお、体調がいいときは馬返しまで短く感じるが、体調が悪いと中茶屋や大石茶屋跡などで投げ出したくなる。気持ちも負荷に耐えられなくなる。

[1年め]エントリー失敗

2011/6はじめ山を走ることを知らなかったので、高評価の忍野高原トレイルに参加(ショートコース)→最初の立の塚の上り標高差300mでえらい目にあったので、相当なめていたことを知る

その後、ほぼ毎週、バスで河口湖-富士山5合目を吉田登山道から通う。河口湖にバスが着くのはだいたい9時過ぎkら10時位なので。いつも暑くて死にそうだった。また、このころ水を背負っていると中の茶屋まで走り切ることすらうまくできなかった。
体も止まるのに、馬返しからはとても苦手だった。すぐにふくらはぎが張ってガチガチになる。ける力で大きく動かして速度を稼ごうとあせってしまったから。

今にしても思い返せば、いろいろ未熟だったのでエントリーできなくても良かったと思う。

[2年目]5合目コース 2:17

前年の流れでフルマラソンに適応する必要性を感じた。
前年、初めてのフルマラソンを走るも、途中足を痛めて4:10かかった。この頃も富士山にかよってひたすら登っておりてを繰り返す。この頃には馬返しまではなんとか足が続くようになる。5合目に上がるのに1時間半から2時間くらいかかっていた。
トレッドミルで8km/h 8%で1時間走って、長く坂をのぼり続けることに対する耐性をみにつける。目安は、中の茶屋までの上り坂。

[3年目]8合目打ち切り 4:16

-出たレース
フルマラソン3:40分台
初めてウルトラ(71k)に挑戦→死亡(一応完走)

5月初頭から富士山へ通う。7合目花小屋まではいいかんじでいけるようになっていた。
トレッドミルは、8km-8.5km/h 8-10%で1時間と、11.5-12km/h 5%で30分。土日は可能な限り富士山へいく。大事なのは、疲れた状態で馬返しにいることだと思うようになる。つかれていない時に行ったパフォーマンスは全然参考にならないと感じた。疲れた状態で必死に5合目まで上がるのが大事だと思う。

初めての山頂コース、えいえいおーは凄くテンションが上った。上がりすぎて普段の1.2倍くらいの力が出てしまった。その結果、5合目までのパフォーマンスは自己最高。(馬返し1:09,5合目1:00)このおかげでぎりぎりBグループ入り確定。走る前に飲んだトップスピードもかなりきいた。電解質のタブレット、ドリンク500ml持参したが足りなくなってエイドによった。そして、7合目への道のりで失速。あきらめるとかないとかじゃなく、本当に体が動かなくて何が原因か良くわかっていなかった。

この年は前日に、滝川次郎師匠、小川壮太選手、星野芳美選手による、参考にならないレジェンドたちのアドバイスが面白かった。でも、あとで色々参考になったこと。
  • 山に入って登っている間はあまり上を見ない。
  • 全力を出すのは馬返しまで
  • 気がついたらゴールしている
  • 登り続けるので、使用する筋肉を意識して負荷を散らす。

それでも、8合目圏内から先で失敗。低酸素による敗退。あとで、滝川次郎師匠から、ハイドレ使ったほうがいいとアドバイスを伺う。完走狙いなら、エイドで消費する時間のロスのほうが大きいとのこと。

[4年目]初完走 4:22

-この年前半に出た大会
宮古島 ワイドーウルトラ100k
奄美ジャングルトレイル50k
横浜マラソン
チャレンジ富士五湖100k

GW過ぎから富士山に行く。だが天気が悪く例年よりも行けなかった。山頂に到達したのは1度だけ。それ以外は、5合目、6合目、7合目、8合目。着替えtお大目の水それに下りも足を使うのでゆっくり登って急いで降りる。

7合目を超えると体の動きが悪くなる、十分取れていること、着ていることを考慮すると寒さでもないし補給不足でもないことを悟る。高度が上がった時のパフォーマンスをどうするればとれるかを考えるようになる。

で、普段トレッドミルは8km/h 11%または12km/h 5%で練習。
7月に白馬合宿?@Salomon昭島で小川壮太選手から歩き方のアドバイスをいただく。(大きな段差での重心と足の使い方、使う筋肉の散らし方など)
その後、直前まで4日間低酸素室でトレーニング。これはかなり効いた。速くなるトレーニングではないが、頂上まで思ったとおりに体が動くようになった!


今のところ、色々お金と時間をかけたりレースに特化したチューニングをしないと自分は完走ができない。もう少し走り自体で勝負できるようになったら、また挑んでみたいと思う。それにしても、富士登山競走は色々ひきつけられてやまない。コースはもう圧倒的だし、そこに集う人たちの話は何度読んでも飽きない。こんなに濃密な時間はなかなか無い。

[RUN]第68回富士登山競走 4:22:25

ついに完走出来た。
去年はチャンスはあった。2時間10分までに5合目に到着すると半分くらいはゴールできると言われている。が、それでも8合目で討ち死にしてしまった。原因は低酸素対応の失敗。高山病の症状?かとおもっていたが結果的にそれではなかった。

2014

測定ポイント スプリット ラップ
馬返し 1:09
五合目通過 2:09 1:00
八合目通過 4:15 2:05

2014のときのタイムを見るとわかるが、このとき自分の実力では完走できないだろうから5合目まで力いっぱい進んだ。今でも思い出すくらいの力出し切った感・・・その結果、欠乏状態になって7合目から足が止まったと思い込んでいた。それくらい富士山が大きく見えた。

ところが、翌年も富士山で練習を積んでもやはり3000mくらいのパフォーマンスが悪く、練習を積んでも改善しないし、8合目圏内にくると足が必ず止まる。特に岩場では体を大きく動かす必要があるけど、このときすぐに息が切れる。
低酸素も原因の一つかなと思い始めてからの対策を取ったのが今年のタイム。

2015

測定ポイント スプリット ラップ
馬返し 1:08
五合目通過 2:11 1:02
八合目通過 3:48 1:37
Finish 4:22

5-8合目のタイムが人並みになった!渋滞がなければまだまだ早くなれる。2時間5分以降はボリュームゾーンにはいってしまうので、ここから先は渋滞者と力の足りないものが入り乱れて、渋滞と停止がおおくなる。自分が覚えている渋滞ポイントは5合目と6合目の間のシングルトラック。草木が刈られていないので、つまっていた。7合目以降の岩場。ルート選択できる場所とできない場所があるけど、ここでスピードダウンする人も多い。8-9合目の岩場、登山者の密度も高くなるのでランナー渋滞もそれなり。でも時間に余裕があり、かつ高地対応ができていれば、8合目関門からはゆっくり上がっても35分でたどり着ける。人がいなければ25分程度じゃないだろうか。

[レース展開]
スタート前ジリジリ暑いが耐えられないほどではないので体を温めるつもりでぼんやりする。スタート5分前にトップスピードを服用したら体温がぐんとあがるきがした。
スタート位置はBグループの前の方だったが、これが失敗だった。多分Bに紛れて並んでいた厚かましい感じのCの人たちも同様で、周りのペースについていけずドンドンと抜かれるし自分のペースも保てなくて疲れて力尽きる人を多く見た。普通のマラソン大会のように前に並んでもつらい思いだけするのが、富士登山競走だとおもう。それに、スタート位置なんてCでもBでもあまりかわらず、その後の自分のスピードを出し切るほうが大事だね、と神社あたりで気がつく。周りを見ないで自分のピッチを維持することに集中。

スタートから神社までの道のりが暑いしなんだかいつもより遠く感じられる。練習は下からいつもしているので負荷にはなれているが周囲が早いと自分のペースが保てず心拍あがりすぎて疲れが溜まりやすくなる。浅間神社と中の茶屋の給水所はパスして、電解質を舐めながら我慢の走り。水はもう少し先に進んで、馬返しすぎくらいからのむ

馬返しまでは去年よりも自身があったのに全然早くなっていない。体も重いし、去年と比べた時には頑張り過ぎないようにする。前の人が走っているところは走り、排水マスの上は全部歩くだけにする。去年はこれに斜めの壁からパスするというのがあったけどそれはやめた。それよりも補給重視にして、水とパワージェルを交互にペロペロ補給する。

途中、負荷が高すぎて履いている人やふくらはぎをいためている人もいた。滑っている人もいたが、どういうタイプの靴を履くかに依存するようだった。

5合目は去年より2分遅れ。予定の範囲内だが去年よりも体に余裕があった。足もあるし、息もそれほどあがっていない。今年は意外と行けるような気がして、次の8合目関門3時間50分でのパスを目指す。トップスピード補充

6合目までは渋滞、7合目までの砂礫は得意なので、人のあるかないところを歩いてパスする。時折、メインの列についていけなかった人がふらりと横に出て休んだりしてくることもあったが適当にパスしておく。

7合目からの岩場も人がいないところを選び進むようにする。それでも渋滞はあるので無理はしないで、補給を取るようにする。7合目花小屋がだいたい3時間だった。このとき行けるかもとおもうようになる。

8合目富士山ホテル、3時間50分。ほぼ確信。だが、点灯する人や足がつって休んでいる人も散見される。9合目の白い鳥居をくぐったとき、上のゴールのあたりが見えてくる。流れにできるだけ乗り、自分のペースより著しく遅い場合は前に出るを続ける。

最後の折り返しで、余裕が有ることを知らされるとなんだかもう終わりなことに安心感と寂しい気がした。いやいや、ゴールしたくてずっと来ていたのだから、まずはゴールへ。最後の階段を登りすでにゴールしたランナーや応援組の人たちとハイタッチをする。

エントリー失敗から5合目、8合目打ち切りと足掛け4年もかかったけど、ここまで来られたことに本当に満足した。自分のランニングの目標が達成され、一区切りを迎えた。





[持参したもの]
トップスピードx2
トップスピードミネラル 750ml
水に溶かしたパワージェル4本分(250mkl)
電解質x6個
マスク
ティッシュ
サロモンの3Lベスト(SALOMON / S-LAB SENSE ULTRA SET)
モンベルのキャップ(ひらひら付き)

[忘れ物]
お金
携帯電話
※山頂で何も買えないしトイレにも入れないので、せめて100円玉3枚位はもっておいたほうがいい。携帯電話は推奨だったが、完全に詰め忘れていた。記念の写真が取れない残念なことに。

[見つけたり持って行くことをやめたもの]
上着:気温が高くいらないと判断
圧着タイツ
※岩場での動きを制限するような印象があったため

他にも推奨のものもいろいろあったけど、完走に邪魔かどうかでかなり持っていくものから外した。ヘルメットもそのうちの一つ。


[いろいろとお世話になった人、場所]
富士登山競走:http://www.fujimountainrace.jp/forms/top/top.aspx
サロモン昭島 http://akishima.salomon.jp/ 装備類、特に3Lのベスト
小川壮太選手 http://soyanrunandski.blog97.fc2.com/ 歩き方と走り方のコツ、白馬トレーニング
滝川次郎師匠 http://www.powersports.co.jp/column/ トレラン(初級)クラス、完走戦略、パワージェルとトップスピード
好日山荘 銀座店 https://www.kojitusanso.jp/shop/kanto/gin za/ 低酸素室

第67回富士登山競走山頂コース その2(67th Fuji Mountain Race/Summit Race) 

そして6時半、整列。自分はCグループなので後方からのスタート、完走率10-20%という(遅いゆえに)死のグループともいえる。6時20分くらいから近くで待機し、交通規制のはじまる6時半に路上へ。かなり暑い感じもするが、良いポジションがまず大事なので少し水分を補給しながら待機する。少しすると開会式が始まる。


今年は、エイエイオーが復活!お子さんたちも動員して盛り上げる地元消防署の宮下選手マイクパフォーマンスが冴えわたる。内容はYoutubeでご確認ください、その場にいるとこれはとても気持ちが高揚します。あ、この人とても速い方なんですね。


で、いろいろな余韻に浸っているとレースはあっという間に始まる。最初は詰まる。フラットのところでスピードと心拍数を揚げたいのだが、ここでは前に自分より早い人を見つけてつかない限り隙間ができにくい。でもイライラしてしまうと負けなので、人の流れを読みながらじっくりと進む。

左に曲がって富士山に向かいだしてからが勝負。坂になるとペースがガクッと落ちるので隙間ができやすい。このときの最初の目標はB群集団においつくこと。かなりのハイペースで進む。事前に飲んだトップスピードが効きすぎているのと、きついからOKと考える星野選手の話が影響して、ペースを大きく乱して進む。坂を上り終えるころには片腹痛かったが、結果的にこれは良かったと思う。

3kmくらい、北口浅間神社でかるく給水。火が出てきてかなり温度が上がっておりすでに汗だく。そこをすぎると、路面に雨跡のように多くの人の汗が滴り模様を作る。A群集団の人たちも何人か見かける、かなり調子が悪そうだ。実力があっても、弱まればあっという間に付け込まれるのが富士登山競走の怖いところ。6km、中の茶屋近くでB群集団にだいたいおいつく。7kmくらい中の茶屋で42分。ここでも給水。あと炎熱サプリを口にいれておく。足がつるんじゃないかなというくらい汗を描いていたのでミネラルを補給。

そして得意という人を聞かない中の茶屋-馬返し区間3.5km。Aの人でも20分かかるといわれている区間。今回は26分でいった。自分の中では早いほうだが、あまりペースは上げられなかった気がしている。体の反応が悪いというかペース自体は落ちている。馬返しまでは1:09だった。

ここで再度水分補給。汗が止まらないし路面の雫の後も相変わらずすごい。

中の茶屋-馬返し区間がちょうどよかったのか、この後の展開が楽になった。1合目までは早歩きで休みも居れる。歩いてもというか歩くしかなかったのだがだいたい10分くらい。そこから自分のペースを意識して走ったり早歩く。排水升は真ん中からつっきり、いけそうな場所では段差が大きくても攻める。人のいないところを行くことを意識して突き進む。幸体力的にまだ余裕があった。2.5合目でもまだばてない。3合目のあたりでレスキューの人をぴったりマークして進めるくらいだった。

五合目の関門手前で少しで渋滞。時計を見たら目標としていた2時間10分が切れそうでやきもきしたが、慌てて達成できる程度じゃ仕方ないと思い割り切るも、2時間9分台で上がれたことを確認。このレースで一番幸せな瞬間だった。ここでも、電解質のタブレットを食べてから給水所の水をごくごく飲む。

6合目の安全センターまでは意外と渋滞していなかった。抜けるところは抜いていく。砂礫ははやくはなかったが、人の後ろにつかない作戦をとって、少しづつ追い抜いていく。そんな感じで花小屋までのペースは悪くなかった。

七合目花小屋からの岩場が問題だった。岩場は全身を使って登る。そして一気に標高も上がる。これがよくなかったのかここで一気にペースダウン。ドーンと視界が重くなり薄暗くなる、貧血のような感じになる。水分は撮っていたしミネラルも十分。低血糖かとおもいジェルを補充したがすぐには効果が出ない。ふらふらとのぼり、8合目富士山ホテルの関門手前50m下くらいでタイムアップ。そのあとはやや元気にだった(苦笑)。

途中までは完走可能タイムだったが今の体力と適応力では3000mくらいまでが限界のようだ。

最後に、この大会はとても快適な”競走”だった。500mからなるボランティアさんたちに富士吉田登山口の小屋の人たち、たまたま登山の時に競走にまきこまれてしまった登山者の方々の声援や人生訓のような応援、野良エイドのひとたちのきゅうりの漬物など、本当に身に沁みる心遣いだった。それに大会の運営自体、最後送迎バスのために給水所があるというのは至れり尽くせりだ。

悔しさはあとからじわじわくるけど、とてもいい気分で下山することができてよかった。

また、必ずここに戻ってくる。

ついでで装備

靴:ASICS Kayano 20(ロード用)
靴下:CW-Xのハイソックス
上:Finetrack パワーメッシュ, Northface の半そで(前がジップで開くやつ)
下:CW-X ジェネレーター、ナイキDryfitの短パン
テーピング:ニューハレ Vテープ(ひざ)、Xテープ(かかとLv1)
ボトルホルダー:Salomon XR SENSI BELT + 500mlのボトルにウルトラミネラルタブレット
おやつ:スポーツ羊羹+、ザバス ピットインリキッド(ピーチ)、電解質6個

Webで確認できる結果:http://update.runnet.jp/2014fujitozan/numberfile/2128.html

詳細なレース内容は以下の通り。

第67回富士登山競走山頂コース その1(67th Fuji Mountain Race/Summit Race) 

3年越しで初めての富士登山競走山頂コース参戦。

前日、有給をとって朝いちばんの電車で富士山駅に向かう。そのまま登山バスに乗り、五合目から六合目までを軽く走る・・・といっても空気が薄いので息切れしながらジョグ程度。このとき、靴を敢えてロード用のものを試す。去年はマゾヒストだったが、ロードがどうしてももっさりと感じる。下りがないレースなら、トレイル用シューズのメリットは(ロックガード以外)ほとんどないと推測した。グリップがしっかりしていて、クッション性能がそこそこある安定型のロード用シューズがちょうどいいのではとおもった。実際に走ってみると、意外と良い感触。以前ほど、悪路面をきにしなくなったこともある。

急いで戻って、セミナー。OSJの滝川次郎氏の司会、小川壮太選手(例年上位入賞)、星野芳美選手(過去山頂コース5回優勝)によるもの。

それぞれの話していたことで印象に残っていることを書き記す。

小川選手

  • 富士登山競走は非常に内面的なレースである
  • 高度順応は練習を積むにつれ、適応度が上がる。
  • 特定の筋肉に依存した上り方をしない(例:上半身の角度を変えることで大腿筋とハムストリングを使い分ける)
  • 馬返しまでは心拍数で170くらい、それ以降トレイル区間は下がる。
  • 佐藤小屋まではほとんど走るが、それより上は走る・歩くの割合は半々とのこと。(スピードよりも疲労の分散としてと推測)
  • 上のほうは歩いたほうが早い。
  • 練習はロードが基本で、週末トレイルを走る。
  • 体幹のトレーニングを取り入れている。(体がぶれなくなるらしい)
星野選手
  • すり足でピッチを上げて筋肉を疲れさせないようにする。
  • 走るのは馬返しまで、佐藤小屋までは半々。山頂まではひたすら下を見て歩くと歓声がして鳥居が見えてきてゴールにつく(1:35くらいだそうで・・)
  • 食べものはレース前日と当日は糖分。それ以外ではたんぱく質を意識する。体が欲っするものを食べるべし(あまり細かく考えていない)
  • 体幹がしっかりしているとガシガシ登れた
  • けががあるからモチベーションが途切れない。
滝川次郎氏(別途尋ねたことを含む)
  • 給水によるタイムロスを考えるとハイドレーションがいい。
  • つべこべいわず走ればいい
  • トップスピードの有効時間は1時間半だから、富士登山競走は3個必要

この話を聞いた後、会場を後にする。

前日はこのあと、コンビニでサンドウィッチとサラダ、それに野菜ドリンクをとってから、お餅をやいていただく。お餅は2個。今までにはない試みだったけど、お餅作戦は今回の走りに大きな影響を与えたと思う。

当日の朝、3時に起きてゆっくりとおにぎり2個、お餅、あと消化に良い何かを食べた。6時前に宿を出てのんびり、富士吉田市役所方面に向かう。スタート位置は公道で整列できるのは6時半からだから、あわてていってもしかたない。



富士登山競走前日 富士急-富士山駅



年季が入ってます。



富士山駅をでたところにある指示板。このバスの停車指示がよくわからなかった。駐車場の端まで行かなければならない。いつの間にか、かかりのボランティアスタッフが配されていた。9:30からバスが回ってくるはずと皆聞いていたが、実際に着たのは10:30杉だったように思える。ついても会場はあれ?だったので微妙かもしれない。が、来年から前日受け付け必須に変わるのならバスはどんどん回してほしい。

第66回富士登山競走 山頂コーススタートの様子

富士登山競走の山頂コースのスタートはとてもワクワクする。開会式が終わると高所作業車がずれる。

後ろからみた図

薄曇りだが、太陽が上がりジリジリと温度が上がる。

緊張の瞬間。鳴らす前に、時報のチャイムが鳴り始めて脱力。その後気がついたが富士吉田のチャイムは50秒過ぎから鳴り始める。写真を拡大してみて欲しいのが、勢揃いした富士山のはいったゼッケン軍団。スタートは、A・B・Cに事実上ランク分けされており、富士山ゼッケンはS級の証。過去の大会優勝者や複数回優勝者が着用できる栄光のゼッケン。それがスタート直前ずらりと揃った様子は壮観。5合目コース参加者でもこのスタートを見るだけの価値はあると個人的には思う。装備や体格走り方など、ベテランランナーたちから学べる情報も非常に多い。

そして、この中で無事ゴールできるのは半分前後、残酷なレースの始まり。

いつも見えているがいつも遠いゴール。



富士登山競走 5合目コース結果 2:17:56

午前8時半 ぼちぼち並び始める。スタート位置は後半Eブロック。おや?参加賞のバッグを背負っている人がちょっと多い・・・トレイル経験どころか、マラソンも初めてだろうか・・・

午前8時40分ごろ 開会式。進行、案内の人、市長や副市長の話は突っ込みどころもおおく面白い。聞いていない人はキットソンシテイルとおもう。

午前8時45分頃 ゲストの谷川真理氏登場。盛り上げるのうまいなぁ。最後はガラケーで写真撮影。後日Facebookにあげていた。

午前8時50分頃  開会式終了。車が動き、Sクラスのランナーたちが先頭に並ぶ

午前9時 スタート天気は晴れて蒸し暑い。

中金鳥居の坂を登る。くぐった時なんだか嬉しかった。

北口浅間の中でうさぎの応援団を見かける。その後第一給水ポイント。ここで、関門というかチェックポイントがあった。富士登山競走に出てわざわざ不正する人がいるのだろうか。電解質

中の茶屋までまずまずのペースで登るが、途中でスポーツタイツがややきつく感じて、腹が痛い。タイツのゴムの位置をずらしながら走りつつ、中の茶で42分くらいだったと思う。

その後腹の痛みは収まったが、蒸して暑く、ふらふらとしながら走り続ける。途中で足をつりそうになるような仕草の人を複数見かける。あとは低体温症か脱水症状なひともいて救護を受けていた。馬返しまでは必死で色々こらえながら走っていたら、ついてしまった。だいたい1時間10分。ここは関門でもあるため、電光掲示板がある。ここで一旦、バナナとスポーツドリンクを飲んで、庚申の猿を超える。

一合目までは時折走る。が、そのあとほぼ力尽きた。なぜだか腕に力が入らないし、ふくらはぎもビリビリする。トレイルランナー系の人たちにどんどん抜かれる。山道苦手だなぁとおもう。以前は補給ポイントだったらしいレッキス(一合五勺)は何もない。

2合5勺の舗装路(林道接続)で再度水とバナナ補給。あれ、馬返しから上は食べ物がないと聞いていたが今年からは出てくるようになったようだ・・・多分去年の暑いレースの教訓が生かされているんだろう。

3合目から上はほとんど覚えていない。もう、2時間半に間に合えばいいと思っていた。3合目あたりで、ガーミンがGPSをロストしてしまい停止。まさかの時計も停止状態に気がついて、どれだけ時間がっていたのかさっぱりわからず。

4-5合目は声援は覚えているが、それ以外は。ただ、あと2kmとあと1.5kmのお知らせのギャップがすごく大きかったのは覚えている。
5合目の舗装路にでてあと、普段は閉鎖されている右側の上りをくるっとまわり、砂糖小屋に行く途中の森の道を抜ける。最後の500mは走ったが全然スピードが出なかったことを覚えている。

そしてゴールが見えた時とても嬉しかった。赤地に白で”富士登山競走”と書いてある帯に、あそこまで感動するとはおもわなかった。

ランナーズネットに出てきたのはこんな感じ。

測定ポイントスプリットラップ通過時刻
馬返し1:10:5110:10:51
Finish2:17:561:07:0511:17:56

馬返しまでの頑張りに対して、山がやっぱり遅い。試走でも1:10くらいかかっていたので、それを思うと健闘しているが、ここで大きく遅れているのは間違いない。トレイル的長い早歩きのぼりを身につける必要がありそうだ。とはいえ、いろいろ故障や不調の中目標の2時間30分はクリアーし、向こう三年間の山頂コース挑戦権を獲得できたので結果OK。

もちろん、これでは山頂はクリアーできないので、更に走力アップのための原料とトレーニングが必要になる。来年の目標は五合目2:10切り。それにどうやってコンディションを整えるか、が課題。今回もももを少し痛めていて前日まで微妙だった。


それにしても、いろいろとサポートしてくれた富士吉田の方々、や嫌な顔せず声援を送ってくださった登山の人たち、救護や補給に携わった自衛隊や消防・救急関係の人たちには感謝しています。手際が一番いいわけでもない、至れり尽くせりでもないけど、返す返すほんとうに楽しかったです。また、スタートに立ちたいとおもう大会でした。

当日の雰囲気を伝えるものとして、また来年興味を持って出られる方がいらっしゃれば参考にどうぞ。
中の茶屋あたり
山頂コース:http://www.youtube.com/watch?v=hVKEKbb3Plk
五合目コース:http://www.youtube.com/watch?v=N2WlpHd5nAM
山頂コース、山頂最後の2分:http://www.youtube.com/watch?v=gp2mJ8GnnCg

<追記>
こういうサポートまでいただけたのはありがたい。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5574#.UgRA2pJ4VCU



富士登山競走試走 富士吉田市役所・金鳥居→五合目

2度めの合宿で富士吉田へ。以前は河口湖を起点にしていたが、有給をとって金曜日にいったので時間に余裕を持って富士山駅に移動してから出発。2泊3日で2回五合目まで上がる。

1度目は金鳥居から五合目。帰りはバスで戻る。この時のタイムは馬返し1時間4分、5合目まで2時間11分。平日だけあって人も、なんと車も少ない。とても走り易かった。ランナーは10人前後しかすれ違わなかった。

2度めは翌日朝9時過ぎから再度5合目まで。この日はドコモかしかも、ランナーまたは大きな登山パーティーだった。危ないし進まない。疲れていることもあるけど。去年試走に来た時、誰も抜けなかった。早い人ばかりだったから。今年は本当に多様化していた。いろいろなスピードの人達が入り交じっている。格好も、年齢・性別も、多様性がすごい。トレラン用のリュックをダブダブにしてせおうひとも多かった。自分(体脂肪率20-21%)より太っている人も何人か見た、これは去年ではなかったことだ。
記録は、馬返し:1h20min, 5合目:2:30・・・

ベテランの人やガイドの人たちは皆口々に勝負は馬返しまでにタイムを稼ぐことと断言していた。脚力のある人は山道で崩れないのかな・・自分の場合はまだ馬返しー5合目は1h10minほどかかるので、馬返しまで全力とかをする気力はないし、それでは負けてしまう自覚がある。

今回の試走は早い人と遅い人の違いがどこででるのか、ちょこっとずつ見ることができたのが良かった。自分に無理しても駄目だし、楽して流されてもダメ。好い加減を見つけることがこのレースの醍醐味かもしれない。