写真を見る限り、若くはないだろうと思う。内容はテンプラリーニョの古い木だとか。それを14ヶ月くらい樽熟成したものらしい。この下のガキ大将はもっと短いらしいが樹齢はこのBodegaらしくとても古いものだったとおもう。味わいはひとつ下のきゅべとくらべてズシリと思い。テンプラリーニョは安いものを買うと酸味が立っていたり過剰に樽由来に見えるチョコレートっぽさに押されがちだが、これはバランスがありまた先々待つ楽しみのあるワインに見えた。なので、爺さんのやつはしばらく寝かせることにした。
抜栓して少しおいておき、ゆっくりと長く飲むのが美味しいとおもう。一本飲んで飽きは来なかった。文字のような若さはなく、写真のような経験を刻んできたおやっさんの味わいだった気がする。