[2001] G.F.A. Genevrays Par E.R. NUITS-SAINT-GEORGEOS




とりもも肉の西京漬のグリル(@クイーンズ伊勢丹)とともに、GFA ジュヌヴレイのニュイサンジョルジュを頂く。このワインの製造はエマニュエル・ルジェが請け負って作っているので、ラベルにはE.R.とか名前が入っている。

最初は不安だった。村名にしてすでに8年たっており自分の中の基準である5年前後を大きく超える。グーグルマップでみるとディジョンより20kmほど南、ボーヌからも18kmほど北北東に位置している。ボーヌロマネの南側でもあり、濃厚な産地のひとつだろうか。

さて味わいは少しピークを過ぎてはなやいだ果実香はなく当初は固くまさにアルコール香。色は少しオレンジがかっており熟成に達したのだろうか。飲んでみると最初はいまいちだったが、だんだんひらいてきてピノノワールの香りと味を兼ね備えている感じがする。北のシャンベルタンやモレサンドニと比べると香ばしい感じはなく、南側のボーヌ・ポマールと比べると華やかさはない。しかし、バランスはよくするりとのど元を流れていくような印象を与える味わいである。

とり胸肉の西京漬焼は正解だったと思う。ピーマンも悪くない。

秋はブルゴーニュ産の赤ワインで祭りたい。

コメント