2005年のブルゴーニュは評価も高いが値段はそれ以上に高く、だいぶ前に飲んだ時いがいがとして飲みづらかったので、避けているビンテージ。良さがわかるようになるにも時間がかかるのか、それともやはり作り手次第かはわからないが、2004や2006のほうが、飲みやすいのと購入しやすいので、どうしてもそちらに目が行く。
このワインもそんな感じ。自分の保存がいけなかったのかどうかわからないが、香りも華やかで果実味がつよいものののどのところでいがいがした感じを受けた。これを感じると自分の中では何かの薬のような気分。
ティエリー モルテは、亡くなったドニ・モルテの弟さん、らしい。力を入れているのは、”ACジュヴレ=シャンベルタン”とのこと。もう少し落ち着いたビンテージで、こんど探してみよう。
ACブルゴーニュ
購入元:楽天金沢マル酒店
購入日:2009年3月
価格 2980円
[追記]
8月11日にとっておいた半分を飲む。
薬っぽさは消えたが、ピノらしくない厚みのある、なにやらスパイシーなというか、スモークがかったというか。うまいんだが、ピノにあうかなと思って用意したおかずがことごとくワインにまけてしまった。唯一鴨のハム一切れがちょうどおいしかった。
いい経験としか言いようがないくらい完敗。強い香りを持つピノノワールは手に負えなかった。
日本料理屋の弁当に合わせるにはちとつらい
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