オーディフレッドはお気に入りの一つ。クロノワールと同時期に買いこんだ覚えがある。もともとDRCでロマネコンティなどの畑を担当していたが実家と兼任はきつくてやめたとか。たぶん良いぶどうを得るに十分な経験と技術をもっているのだろう。
コート・ド・ニュイはFixin, Brochon, Prémeaux-Prissey, Comblanchien, Corgoloinで作られたぶどうからつくられるもの。この人はコルゴロアンで作っているらしい。マイナー系が目立つが、ジュブレシャンベルタンからニュイサンジョルジュを挟んで北と南に分かれるため、生産者によって味わいなども違うように推測される。
色は普通。薄いわけでも濃いわけでもない。
抜いた時の香りはベリー系が目立つ。ピノノワールとしては軽いほうかなと思っていたがまだまだ固いかんじだった。森がゆく手を阻み、遠くにおいしさを垣間見るよう。もう少し時間をかけて開けるべきだったかもしれない。とはいっても、いやらしい香りなどは一切ない。まずいと思う部分がない分だけ、垣間見る美味しさの遠さに悔しくなる。
こういうワインは最後の一口が一番おいしく感じる。
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購入時期:2009年8月
購入店:楽天キタザワ
購入価格3600円
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