2010/04/11

[2007]Robert Groffier Pére et Fils Bourgogne Rouge

初めてロベール・グロフィエのワインを飲む。このワインは有名な作り手のワインの一番下を比べてみようと思って買ったもののうちのひとつ。いきなり一番いいものを飲んでも楽しくないし高すぎる。その前に決して安くはない最低ランクでトライをしようと思ったのがきっかけ。

キャップに名前を入れられるくらい、財政面は潤っていると推測。また、コルクの年号は、外側内側ともにビンテージ入りです。

コルクの長さは長め、村名クラスでよく使われる長さです。カベルネの有名所の2ndよりは短め。もちろん高品質品とおもわれる。

飲む前1時間まえから抜栓しておいておく。抜いたときにすぽっと果実の香りがあふれる。注ぐと色は濃いがクリア。香りは閉じたピノっぽい針葉樹系。少し暖まると栗の実などきのみやスパイス、それにすこし煙いというか、香ばしい印象。

モレ・サン・ドニを本拠地にするロベール・グロフィエと息子セルジュ(Serge)によるワイン。英語圏のサイトを見ると、ロバート・パーカーの引用が多数見られることから、最近見出された生産者かもしれない。エノテカのページによれば

7haの畑は主にジュヴレ・シャンベルタンと
シャンボール・ミュジニーにあり、特級はクロ・ド・ベーズと
ボンヌ・マール、それにシャンボールに三つの一級畑、
ジュヴレイの畑名にACブルゴーニュ。

とのこと。とくにゆうめいなのは”レ・ザムルース”。いろいろなところで登場する名前です。ACについては具体的なWebページはみつけられなかったが、何層にも折り重なる香りはいい。トップ生産者といわれる評価もわかるような気がする。有名どころの地域名ワインは値段よりもお得じゃないかなと勝手に思う。

購入時期:2009年8月
購入元;楽天キタザワ
購入価格:3380円