ネゴシアンとしてのメゾン・ルロワが日本へ輸出を始めてから40周年だそうだ。今年だけリリースするものも何本かあるらしいが凄い値段でビビってしまった。ユーロ高になっても高騰しつづけるブランド・・・消費者にやさしくない相変わらずの強気ぶりに閉口しつつも、大概ため息の出るようなものを提供してもらっているので文句もでないという感じ。
40周年の金シールが貼ってあるものは、メゾンで瓶詰めした自社畑ものだとか。たぶんACブルゴーニュ未満故に扱いがドメーヌじゃないのだろうかどうか。ただしブドウは自社で管理して作っており、醸造も位置から手抜かりなしだそうだ。ブルゴーニュの日常とか言いつつ低収量で非日常を演出しているに違いないと期待して購入。
なお、金の日常は、2003/2004/2009 が並んでいた。値段も普通の日常の2-2.5倍・・・
とりあえず2003を買って開けてみたけど、中身はいつもの気軽じゃないルロワだった。値段相応においしい。確かにグラン・オルディネールは名前映えしないし、そんなのに5000円だすのはあほかと思わないでもないけど、このクラスですらこの味かよーという仰ぎ見る気持ちになるのは相変わらず。
果実味は少々で、チョコとかシナモンぽいけど酸味は思った以上にあり凝縮感とあわせて味わいおいしい。